FRISKラジオもひと段落しましたので、久しぶりにアンテナの製作記事です。

今回紹介のアンテナは、アンプなしの「同調型アンテナ」です。

回路構成は非常にシンプルでトランス3段とバリキャップの同調回路に、ΔLOOPのエレメントを接続します。 
(ΔLOOP7の2SK439が無いような回路構成です。)

私は、昨年北神電子サービスさんのブログで初めて知りましたが、CQ誌(2006.12)で紹介された回路を元にされ同調部のバリキャップの構成を変更さているようです。
  
今回分けていただきましたPCBです。
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手持ちの部品で仮組みしてみました。
(リレーは手持ちがありませんでしたので、ショートピン(手動切り替え)としました。)

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室内のコントローラーもブレッドボードで仮組みです。

実際に使ってみてビックリ!!しました。
(昨年の北神電子サービスさんの記事で拝見していましたが・・・・やっぱり驚きます。)

同調させると、「しっかり」信号が浮かび上がってきます。
ΔLOOP7の場合とよく似た感覚ですが、違いはノイズがほとんどあがってこないことです。

信号だけが盛り上がってくる感じです。

まだあまりテストできていませんが、簡単にΔLOOPと比較すると

 ΔLOOP
 ・AMPのおかげで音の太さはさすがありますね~、また、不要な信号も少ないように思います。

 PSR-MLA
 ・NFが低く抑えられているので、了解度は結構よいですね~。

★不要信号は、シールドケースに入れると改善するようにも思いますので、追々、追試してみたいと思います。

ΔLOOP-X同調モードとの比較動画をおいておきます。
 
いかがですか?