今日は、昨日完成したaitendoさんの周波数カウンターに自作短波ラジオ(アナログ)を接続して、周波数の直読
(なんか懐かしい響き)してみる事にします。

ラジオは、エレキジャックNo4の短波スーパーラジオを数年前に製作してほとんど活躍せず、箪笥の肥しになっていた物を引っ張り出してのテストです。

AITENDOさんの周波数カウンターキットのページの下のほうに、バッファ回路が掲載されていましたので、手持ちの部品に置き換えていつものブレッドボードに組み上げました。
sc3610-inputamp-320
TRは2SC1815で代用し、その他もだいたいの値で、製作しています。

さて、ラジオ側の接続場所を探すことにします。
以前にWEBで今回のラジオに周波数カウンターを付けたと言う記事を見たことがあったので、検索開始。

すぐにヒットしました。エレキジャックのWEBでした。
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/2010/02/post_55.html

この記事によると、「局部発振用トランジスタ2SC2787のエミッタ端子からの出力を計測」となっていますので、その場所から、バッファ回路→カウンターに入力。

感動です。
今まで見えなかった、ラジオの周波数がちゃんと見えます。!!

当たり前のことですが、小・中学生の頃ほんと~にあこがれていましたから・・・・。

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ここまでは、バラック状態でしたが、この際エレキジャックラジオのケースにカウンター端子を増設知ることにしました。

角型電池(006P 9V)の手持ちがないため、ついでに8Vのレギュレーター駆動に改造。
その他、当時の雑な部分の改修と、余計な作業が増えてしまいましたがすっきり綺麗に仕上がりました。

CIMG1918


でも、肝心のカウンターは全く昨日と同じです。
これは、また次回ケースも合わせて検討することにします。

配線を整理して組み直し、少しトラッキングの調整をして受信してみると、心なしか良く聴こえるような気がします。
しかも、待ち受け受信も可能!(実際は周波数が安定しないので、ちょっとしんどいです。)

ロングワイヤーを接続し、台湾放送の日本語放送を聴いてみました。


久しぶりに、アナログラジオを聴きましたが、フィルターが甘くて混信がひどいし、感度も不足、安定性もありません。すべて最近のDSPラジオには遠く及びませんが、また、こんな駄目なところも、なんか良いですね~。

今回製作した周波数カウンターで、またアナログラジオもいいものだと再認識しました。
(LA1600あたりで、短波ラジオを作りそうな勢いです・・・汗。)