pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

‪Power_and_SWR_Meter_rev_II

Power SWR メーターの実験⑤POWER計の設定について

Power SWR メーターを試作してマイコン部分は正常に一通り動作していることが確認できました。
また、SWRもブレッドボードで組んでいるためこんなものかと思いますが、問題は電力計の表示がおかしい!(約10倍)

前回の記事の備忘録にもかきましたが、当初タッチ操作のCONFIGのCalibrateで強引にアナログメーターと同じ値になるように調整していましたが、どうもすっきりしません。

今回は、オリジナルのトランス巻き数(30:1)では無く20:1にしていますので、「スケッチ」でもこの設定に合わせて変更(下記に詳細画像があります)していましたが、どうも反映されていませんでした。

ふとしたタイミングで、このスケッチ上の設定が反映され正常な電力値の表示になりましたので、備忘録として書き留めて置きたいと思います。

さて、前置きはこのくらいにして、本題です。

まずは、今回の現象の画像です。
アナログメーターは、20Wレンジですので、「2.5W」程度と読み取れますが、LCDの表示は「21W」とかなりずれています。

IMG_20171113_230547



【改善した手順の備忘録】
  ※設定方法に自信ないですが、あっているように思っています。

今回のサンプルスケッチは非常に細かくコメントが入っていますて、すぐに編集すべきポイントを見つける事ができました。

1.スケッチPSWR_T.Hの156行目の「0」を「1」に編集する事で、20:1の設定となるようです。

bandicam 2017-11-13 22-47-59-924

2.ここで設定した内容は、以下のようにLCDで確認できます。
IMG_20171113_225129
Debug Displayで、下記のように設定を確認できます。
400 F:2.233,R:2.233
100 F:1.528,R:1.528
画面ではこのようにっていますので、30:1の設定が反映されています。
IMG_20171113_225139

次に「1」に変更してコンパイル→書き込みます。
bandicam 2017-11-13 22-53-20-302

コンパイル→書き込みしてもこのままでは、実際は反映されないため
以下の画像の「10.Reset →Defalt」を実行して設定を反映させる必要が
あるようです。
(※これをしていなくて、しばらく悩んでしまいました。)

IMG_20171113_225752

IMG_20171113_225841
これで設定が反映されたかもう一度確認して
400 F:2.452,R:2.452
100 F:1.702,R:1.702
になっていれば正常です。
IMG_20171113_225944

これで無事にそれらしい表示なりました。
IMG_20171113_230237


作業中に、TFT画面の上にmcHFを落としてしまい、タッチ操作ができなくなるトラブルがありましたが幸いロータリーエンコーダーを追加できるようにスケッチが書かれていましたので、
何とか応急処置でき、今回の設定確認も無事できました。

即座に追加でTFTは発注しました。(;^_^A

ケース設計も一旦できていますが、バッテリーを内蔵するか、ブリッジ部分を本体と切り離すかなど未だに優柔不断な感じです。

まずは、ブリッジ部分を小さなアルミケースに入れて作ってみて具合を見てみようかと考えています。




Power SWR メーターの実験④

今朝は寒い大阪でした。
あまりに寒いので、30分ほどウォーキングしながら、ケースをどうするか考えてきました。

結構、歩いているときの方がアイデアが浮かびやすいのは私だけでしょうかね??

さて、歩きながら考えたケースと部品を具体的に図面にしてみました。


bandicam 2017-11-12 16-43-05-298
2.8LCDの下にTEENSY
bandicam 2017-11-12 16-43-19-870
裏側にLOG AMPなどセンサー部
bandicam 2017-11-12 16-42-42-640

レンダリング処理した物です。
ケースは不透明の物にするつもりですが、配置の確認のため
透明にしています。※タカチSW-100B
Power and SWR Meter v8


Power and SWR Meter v6

今回は小型軽量にしたいので、ABSのケースに入れるつもりです。
(タカチSW-100B OR TW 7-4-11B

今回センサー部分と表示部分を分離するか未だに悩みますが、
一旦これで基板設計に入ろうと思います。



Power SWR メーターの実験③

今回、実験したものは、TF3JL/VE2LJX OMが公開されているもので、Power and SWR Meter,rev2です。

立ち上げ画面のコールサインを自分のコールサインに変更
bandicam 2017-11-05 09-23-45-951



タッチパネルの反応が、X Y共に逆転していましたので、
下記の設定を変更しました。
bandicam 2017-11-05 09-25-17-919

これで、プログラムの動作確認が取れました。

次に、「Tandem Match Coupler」の組立です。

15104008017602125883192
127Ωの抵抗は手持ちしていませんので、100Ωと27Ωで合成です。
また、トランスの巻き数ですが、30tと指定されていましたが、
コメントを見てみると600w以下は20tと書いてありましたので、こちらを採用しました。

最終はこんな仮組となりました。
15104009203361904850913

mcHFにダミロードを接続してテストしてみると、電力の表示が手持ちのアナログメーターと
大きく違ってます。(アナログメーターも校正していないです(;^_^A)

IMG_20171111_185339
アナログ:20wレンジですので、3w程度ですが、20.4wの表示。

【追記:11/13 23:00 】
下記のキャリブレーションの方法が違った方法で校正できました(;^_^A
後日、改めて記事にしいと思います。

キャリブレーションできるパラメーターらしいところを変更してアナログメーターに
合わせました。

IMG_20171111_195718

【備忘録】
キャリブレーション
IMG_20171111_200417
1.OneLevelCal
IMG_20171111_200430
Adjust(dBm) 40.0
IMG_20171111_200441
→ 32.5へ変更
IMG_20171111_202442



一通りテストできましたので、しっかりとしたケースに入れたいと思います。
まずは、ケースを決めプリント基板化に進もうと思い
ます。
Translate
最新記事(画像付)
メッセージ

名前
メール
本文
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
Twitter プロフィール
最新コメント
アーカイブ
プロフィール

pup

  • ライブドアブログ