pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

mcHF

備忘録(mcHFをAPB-3で測定)

APB-3の使い方を手探りで試しながら勉強中です。
測定対象は手っ取り早く「mcHF」に決めて早速テストしていきます。

まずは、LPFを「ネットアナライザー」で見てみました。

先に、RFアナライザで簡単に特性を見てみる事に。
IMG_20180505_082541
カットオフはよさそうですが・・・。
さて、APB-3に変えて再度確認してみます。
IMG_20180505_083859

80mB
80M
40mB
40M
20_30mB
20_30M
15_17_12_10mB
15 to 10M

RFアナライザーで観測してみましたが、同じようにカーブ・・・?
想像していたLPFの特性と違うため色々触ってみましたが???

こんどは、スペアナの機能を使って「TX IQPhaseとBalanceの調整を確認してみます。
以前、簡易的にSDRで簡単に済ませていましたが、今回APB-3にATTを挟んで観測して再調整しました。

結果
調整前(80mB)
80mB_IQ
調整後(80mB) 
80mB_IQ_CAL
調整後(10mB)
10mB_IQ_CAL


最終的に送信波の波形を確認します。
80mB
80mBIQ調整後の送信波形
40mB
40mBIQ調整後の送信波形
20mB
20mBIQ調整後の送信波形
17mB
17mBIQ調整後の送信波形
15mB
15mBIQ調整後の送信波形
12mB
12mBIQ調整後の送信波形
10mB
10mBIQ調整後の送信波形


こんな結果でした。
どのバンドも3~5MHz辺りに不要な電波を出しているようですが、原因が良くわかラりません。


APB-3の使い方は全くの手探りで今回は、JL1VNQさんの記事に有った画像を参考にさせていただきました。
※「猫に小判」にならないようにシッカリとこれから勉強していこうと思います。

最後にQRP Power meterのケースですが、テレビを見ながら少しづつ削っていましたが、ほぼ完成しましたのでUPしておきます。(基板がGW前に届くように書き上げ注文しましたが間に合わないようです・・・)
中身は空っぽです。 
line_1525501894223

【備忘録】mcHFの設定

自身の備忘録として昨日現在のPA系のセッティングをメモしておきます。

まずは各バンドのPower測定結果
IMG_20180114_083719

IMG_20180114_083758

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IMG_20180114_084039

IMG_20180114_084049

IMG_20180114_084059

IMG_20180114_084110

次にPA Conifguration セッティング
IMG_20180114_084455

IMG_20180114_084508

IMG_20180114_084520

IMG_20180114_084527

IMG_20180114_084534

IMG_20180114_084542




mcHFにFAN取付後に送信異常発生しました。

先週mcHFのファイナル部にFANを装着してダミーロードで送信試験をしていてなんだか調子がおかしいと思い受信機でモニターしたところ、やはりおかしい。

PTT-ONで無変調でも数ワット出力が出ています。
少し離れた周波数で扇上に出ています。
なんだこれ??

ファイナルFETとドライブをつないでいる、コンデンサーC99 C100を外すと何も出力していません。
また、PTT-ONでファイナルFETのQ5の「GATE」に不正な信号が見つかりました。
bandicam 2018-01-13 19-00-15-699


もう一方のFET(Q6)はDCを出力しています。
Q6_GATE
こちらが正常ですね。


と、こんな現象ですので前段が怪しいと思い、T5を巻き直したり、接触不良を色々調べてみても怪しいところはありません。困った・・・・。

残るは、ドライブとファイナルの間。

もう一度パターンを追いかけながら注意深く確認していくと、原因がありました!

IMG_20180113_145032
先週Q6を取外した時にGEATのフットプリントがなくなっていましたが、回路を確認してR81(裏側)にFETのGATEを直接リード線で接続していました。

パターンを追いかけていて気が付きましたが、C100はこのフットプリントのスルーホールを使って接続されていましたので、ドライブからの信号が断線状態だったことで送信の不調が起こっていたということでした。

bandicam 2018-01-13 19-10-46-487


原因が分かれば単純なことですが、ここにたどり着くまでに1週間もかかってしまいました。(;^_^A

おかげで、回路図と格闘できmcHFの理解が深まったように思います。(笑)

明日は、40mBで一週間ぶりにFT8で電波を出したいと思います。
聞こえましたらお相手くださいませ。




mcHFの冷却にFAN取付ました。

年末からFT-8の運用を始めましたが、5W+アルファで運用していると終段のヒートシンクが結構高温になって来るので気になっていました。

手っ取り早くヒートシンクにFANを取付て強制空冷にと考えて、いつもお世話になっているデジットさんで、程よい大きさでリーズナブルなFANを物色。
レジでいつもの店員さんに、電源をつないでもらい風量チェックをさせてもらいましたが、全く「風」を感じません。

店員さんから、「CPU-FANの安いのがありますよ」と進めてもらい見せてもらうと、イメージとピッタリ!!。もちろん購入しました。

IMG_20180105_210816
49mm×49mmのサイズです。
IMG_20180105_210947

現状のヒートシンクとほぼ同じサイズ・・ほんとイメージ通りです。
IMG_20180106_140645

早速、取付方法を現物合わせで考えて・・・・
IMG_20180107_134433

無事?に装着できました。
※銅製のヒートシンクに穴を開けるのに結構苦労しました。
柔らかいので簡単だと思っていましたが・・・
結局ドリルビットを2本も折ってしまいました。涙。

IMG_20180107_150615

FANは手動で入り切りできるようにANT端子の下側にトグルスイッチを取り付けました。
line_1515305304983

最初はFANをOFFでフルパワー連続送信をやってみましたが、
数分間の送信であれば問題なさそうです。
FANをONにすると直ぐに冷えていきます。

おまけですが、(想定外)
FANの風は下方向に吹き出しにしていますが、右の電源用のヒートシンクまで風が届きこちらも良く冷えるようになりました。

ヒートシンク回りを触りましたので、PAのBIAS調整でもしておこうかと思いやってみましたが、手順が違うのか、MIC入力なしでPTT-ONしても、数W出力されてしまいます。
前回調整したときは、出力せず、総電流だけ増加したと記憶していますが???

明日、もう一度、手順を確認してPA周りの調整をしたいと思います。


mcHFのファイナルが壊れました。

昨日記事にしましたアンテナチューナーを製作してダミーロードを負荷にして動作確認中にmcHFから発煙、直後出力がゼロになってしまいました。
赤LED点灯で、送信状態のはずが出力ゼロです。( ;∀;)
IMG_20171021_133352


SWRの高い状態が続いていた為当然なんですが、ファイナルがダメになったのは初体験でした。
30年以上前の開局当初は、窓からリード線を伸ばしただけのアンテナを当時トリオTS-520につなぎ送信したりもしていましたが、そんな事にもめげず耐えてくれていましたが・・・。

さて、まずは分解して中身を確認です。
ケースが解けています。
(ケースはPLAで印刷した為、耐熱せいぜい70℃程度。仕方ないです)
IMG_20171021_142505

はんだ吸い取り機で簡単に取れました。
IMG_20171021_144110

新品を予備で在庫していました。
IMG_20171021_144352

交換後になりましたが、
テスターで簡易的に確認したところ1個はG-D間 G-S間抵抗が無限で大丈夫そうです。
下の画像は壊れたと思われるFETです。

IMG_20171021_184324

ここで、仮組して送信テストしようとしたところ
また、発煙・・・・。

IMG_20171021_184657
この状態で、Q5は正常な抵抗値でしたが、Q6がまたもやアウト!

仕方なく回路図眺めながらドライブの電圧やらをチェックして
最後にQ6のFET直前でパターンが切れている事に気が付きました

IMG_20171022_125449
R82とFETのつなぎが切れていました。

IMG_20171021_192128

と言うことで、パターンを修復して先に外した正常と思われるFETを載せて見たところ
正常に出力が出るようになりました。
一見落着です。

また、いつ壊すか不安なので、予備のFETを手配しておこうと思います。

最後に、アンテナチューナーは、前回製作した、アンテナアナライザーのスケッチを連続スキャンするように変更して完成しました。

IMG_20171022_102019
最初からこの方法で、チューナーの動作テストをやるべきでした。
(スケッチは強引に連続スキャンさせたので元のスケッチに戻しましたが
連続モードが有っても便利になりますね~、そのうち真剣に組み込もうと思います)






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