pupのブログ

ラジオ、アンテナ他、電子工作を数十年ぶりに復活しました。 いろいろな工作、実験の記録をしていきます。 また、ラジオの製作を機に、少しずつ機材を自作しながら改めてBCLも復活していきます。

2013/03/10

ΔLOOP-X

BCLアンテナのメンテナンス③【動作確認、測定】

前回の部品交換後の確認です。
今回はスペアナで室内BOXのスイッチ設定の確認とその時のスペアナのハードコピーを採取していきます。

設定
 TUNE-LOW-MWメインダイヤルは8時計方向です。
IMG_20200422_101216
500K-20MHzの範囲を観測中です。
メインダイヤルでNHK(666KHz)に同調させています。
tun_low_mw_min

スイッチは同じでメインダイヤルを時計回りに回しています。
IMG_20200422_105651

2.5MHz辺りに同調しています。
tun_low_mw_max

 TUNE-HI-MWメインダイヤルは7時計方向です。
IMG_20200422_110521
2.4MHz辺りに同調しています。
tun_hi_mw_min

TUNE-HI-MWメインダイヤルは反時計方向一杯です。
IMG_20200422_110842

3.7MHz辺りに同調しています。
tun_hi_mw_max

TUNE-LOW-SWメインダイヤルは7時計方向です。
IMG_20200422_111329

3.5MHz辺りに同調しています。
tun_low_sw_min

TUNE-LOW-SWメインダイヤルは反時計方向一杯です。
IMG_20200422_111732

16.9MHz辺りに同調しています。
10M辺りから上は山が大きくなってきました。
tun_low_sw_max

TUNE-HI-SWメインダイヤルは7時計方向です。
IMG_20200422_112205

16.2MHz辺りで同調しています。
(測定範囲を10M-30MHzに変更)
tun_hi_sw_min

TUNE-HI-SWメインダイヤルは反時計方向一杯です。
IMG_20200422_112935

23MHz辺りで同調しています。
tun_hi_sw_max

非同調も念のため測定します。
WIDE-HI(中波トラップon)-SW
IMG_20200422_113559

wid_hi_sw

と言うことでほぼ一日、電源を入/切や、受信を続けてみましたが問題なさそうです。

最後に同調モード時のLOOPエレメントにコイルを抱かせて同調範囲を22MHzまで広げる改造していましたが10M以下で感度が低下していますのでスイッチを増設しこのコイルを切り離すことができるように改めて改造しました。

OFFにした場合は、15.5M辺りまでとなりますが10M以下の感度が上がります。
ちなみに、LOOP線を18mmのアルミパイプにするとOFFでも17M以上が守備範囲になります

IMG_20200422_190441

IMG_20200422_190526

間欠障害ですのでしばらく使ってみないと治ったか判りません。
当初、しばらく様子を見るつもりでしたが返却して試していただくことにしたいと思います。

PS
中波強電界のようなのでHPF(2MHz -60dB)を同梱しようと思います。
このHPFはかつて我が家をNHKのお化け退治してくれた物ですので活躍してくれると思います。

Filter特性

フィルターなし
左波形は中波放送で盛大に受信しています。
Filterなし

フィルター有り
スッキリ中波が見えなくなりますが
2MHz以上はあまり影響を受けず受信できています。
Filterあり



BCLアンテナのメンテナンス②【現象確認~部品予測交換】

先日メンテナンスしたBCLアンテナをお譲りさせてもらいましたが、同調モードの不調の様子。
当初は、同調できるようですが今は同調できないとのことで急遽戻して頂きました。

同調モードは前回の記事でも触れていますがFET周りの電圧異常があったのでこれが再発して片肺になることで起きているのかもしれません。

動作検証してみましたがこちらの到着してテストした動画ですが現象が消えてしまっている様子です。


現象が再現しませんので部品を予測交換をして様子を見る事にします。

同調モード不調時も非同調モードは正常に動作していたとのことですので、まずはコネクター(RJ45)の確認からです。
室外BOX側を観察してみたところピンは全体的に削れていまずが錆などは見られません。テスターで導通も確認しましたが異常なさそうです。ただ、少し下がっているピンが有りますので念のため交換します。
IMG_20200422_064742

その他、同調回路のFETは最初の点検時に異常が見つかった部分ですので2本共交換します。
後は同調回路と非同調回路の入/出力リレーを予測交換。
 

IMG_20200422_073137

交換完了
IMG_20200422_074832

次の記事に続く。


BCLアンテナのメンテナンス【番外】

一連の記事の番外編です。

今回のBCLアンテナを製作するきっかけになった基板を発掘しました。
IMG_20200421_220113

折角なので適当なケース(当時使っていたものかは??)に入れ使えるのかテストしました。
IMG_20200421_215718
基板中央の両サイドにある「青ストラップ」は中波トラップのSWだと思います。
下の「赤ストラップ」は中波を受信する為の用のコイルON/OFFスイッチです。
この写真では、
中波トラップ → ON
中波コイル → OFF
の設定です。

中波に同調させるためには、
青ストラップをショート
赤ストラップをオープンにすればよいようです。
基板を見ながら思い出しました(;^_^A


室内BOXはケースに入ったまま発掘しました。
IMG_20200422_122452

折角ですので動作チェックと調整をしてみたところ
全く問題なく使用できそうです。

昨晩は、簡易的に窓枠にΔ型の線材をひっかけて短波放送に聞き入ってしまいました。
お陰で少し寝不足(;^_^Aです。

改めて聞き比べるとΔXと比べるとこちらの方が信号が太く聞こえSも振りますね~

このあたりは好みも有りますので何方が良いのか人それぞれでしょうかね。

こちらは、ΔXをメンテの間出張させようかと思っています。

BCLアンテナのメンテナンス

最近ラジオネタが増加しているようですが、またまたラジオネタです。

ループアンテナの製作のご依頼をいただきましたが、1年ほど前まで使っていたアンテナをお譲りすることになりました。

暫く使っていませんでしたのでしっかりと動作した物をお譲りしようという事で、
メンテナンスを開始。

アンテナ直下のアンプ部は防水ケースに入れていましたのでシャーシは少し変色した部分もありますが中身を見たところ綺麗です。
IMG_20200307_194535
室内BOXの方も確認しました。
IMG_20200307_195052
こちらも問題なさそうです。

このアンテナは同調/非同調を室内から切り替える事ができるタイプですのでそれぞれの動作チェックをしました。

非同調は問題ありませんでしたが、同調側は増幅回路は動作しているものの差動アンプのバランスが取れません。
当初経年劣化で増幅率を可変する為の半固定抵抗が壊れたと思いましたがテスターで調べたところ問題なし。
IMG_20200308_080607
一旦基板をケースから降ろして回路を追いかけたところ、コイル(トロイダルコア)の線の接触不良でした。

他の半田箇所も目視チェック。ちょっと色が鈍くなっていて今後接触不良が気にかかりますので、全ピンとはいきませんが半田を一旦吸い取り、再度新しいはんだを流し込んみ綺麗にしました。
(やり始めると止まらなくなってしまい意外と時間がかかりました(;^_^A)
IMG_20200308_085106

ついでに、電解コンデンサーも新品と交換しておきました。
IMG_20200308_090729

その後、差動アンプの調整もうまくできて、夜の受信テストも特に問題なさそうです。
IMG_20200308_112038


最後に今回改めてこのアンテナの同調範囲を調べてみました。
(3mLOOP線を使用した場合でベランダ軒下で簡易的に測定した結果)

「TUNE」 「LOW」 「SW」の設定 3.5MHz~16.5MHz
「TUNE」 「HI」  「SW」の設定  16MHz~22MHz

3.5MHz以下は
「TUNE」 「LOW」または「HI」 「MW」の設定で同調する

非同調は「HI」にすることで中波のトラップ回路が入り「LOW」にするとトラップがOFF

プリアンプも正常に動作しました。

ΔLOOP-X アダプターPCBが完成しました。

先週末(3/12)ΔLOOP-Xの室内BOX PCBと一緒にΔLOOP-Xアダプターの修正PCBが届いていましたが、すでに致命的なミス(またもやトロイダルコア部分)が有ることが分かり、製作するか迷いましたが、少しムキになっても来ましたので、他にミスがないことを検証するために製作しました。

MISS_PCB
トロイダルコアのフップリントを再作成した為にミスしてしまいました・・・。
IMG_20160312_091825

 
検証の結果、トロイダルコア部以外のミスはなく、動作検証も取れましたので修正して再度発注しました。

14582962903651315766152
145829626040186659046
ミス箇所の修正以外に
 
  1.Δ7部分の中波LPF/中波受信インダクター部分の配線ルート
  2.EH-4Pの中継ケーブルを整理
  3.シルクプリントの変更

など、細部を見直しました。

1458305368727-1212618115
 中継ケーブルがまっすぐで気持ちがいいです!

組み立てて後、ヌメ調整も無事終了。
※ただし、Δ9部のヌル調整は、MW-TRAPを挿入状態ではっきりしたヌルが取れました。 

14583057162591121966679

1m×3辺リード線のLOOPエレメントで同調範囲を確認したところ 
  LO  2.5 ~ 12.0MHz
  HI  11.6 ~ 16.2MHz
  ※MW関係の部分をバイパスすれば18MHzあたりまでとなりそうです。(検証していませんが・・)

過去のものと大差ない結果ですね。

14583059973291569926773
ΔLOOP-X室外BOXと
室内(コントロール)BOXセットが完成しました。

 【備忘録】

  ◆ΔLOOP-X アダプター◆

   ※ΔLOOP-Xアダプターとは
    短波用アクティブループアンテナの製作(ΔLOOP9)付録PCBで製作できるアンテナ
    受信用ループ・アンテナの実験(ΔLOOP7)付録PCBで製作できるアンテナ
    上記2つのアクティブアンテナをハイブリッドしたアンテナをΔLOOP-Xとして
    影山OMが発表されている。このアンテナは非常に優れた性能で、私のお気に入り
    のアンテナで現在メインのアンテナとして活躍中です。
 
    上記2冊の付録基板を使い、ΔLOOP-Xと同等に改造するための基板を作成した物を
    ΔLOOP-X アダプターとしてPCB化した。

    PartsListΔLOOPX_Adapter.pdf
   ΔLOOPX_Adapter回路図.pdf
   ΔLOOPX Adapter ケース図.pdf
     ΔLOOPX Adapter TIPS Ver 2.pdf
 
  ◇ΔLOOP 室内BOX◇

   ※ΔLOOP-XのコントロールBOX。
    専用にアクリルでケースも設計した。

   PartsListΔLOOPX_Controller.pdf
   ΔLOOPX_Controller回路図.pdf
   【最終版 A5】_Acryic_BOX_V2B_JP_2MM.PDF
   ※回路図では、リレー(RF AMP ON/OFF用)が記述されているが、今回のPCBでは未実装
  
 【リファレンス】
  本記事で紹介しているΔLOOP-Xは、影山 敦久氏が設計/公開されているもを一部アレンジしてPCB化したものになります。
  
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/akage/DLOOPX.html  

 
Translate
最新記事(画像付)
メッセージ

名前
メール
本文
QRコード
QRコード
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
最新コメント
Twitter
プロフィール

pup

  • ライブドアブログ