pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

PIC

MachiKania type MでDSPラジオを製作

Twitterを見ているとKenKenさんがaitendoのM6959DSPラジオモジュールを使ってMachiKania type M用のシールド基板を作成されたようなので早速譲っていただき週末製作してみました。
詳細:https://github.com/KenKenMkIISR/dspRADIO
この基板は在庫が有るようですので興味のある方は問い合わせてください。

このラジオモジュールのシリーズでマイコンで制御できるM6955DSPラジオモジュールもありますが、今回はあえてアナログ式?M6959を「MachiKania type M」にDA制御しようというシールです。

まずはラジオモジュールの動作テスト。
16119646234594334175021390282916
FMはアンテナ無しでもクリアーに受信できています
今回使用する基板はDSPラジオシールド以外に時計表示の為に別途RTCも用意する必要が有りましたが今回のプログラムでも使用されているRTCのLibraryの製作者である「工作魂」さんからRTC用の基板の提供をいただお陰でスムーズに製作することができました。

基板の製作の前に、手持ちのLCDバックライトが使えるか確認。
IMG_20210128_193343
githubからプログラムをダウンロードして確認したところ
手持ちのLCDのバックライトのピンがテレコな事と
コントラスト調整が必要な事を確認しました。

と言うことで事前に基板を少し修正しました。
DSP PCB F

DSP PCB B


最終はこんな感じです。
16121414062083351186235457854878

16121411188951940418476310186834

後は部品点数も非常に少ないので10分ほどでラジオシールとは完成しました。

次にRTC基板ですがこちらも部品点数が少なく専用基板なのでサクット完成。
16121417271611957275868215317483
コイン型の電気二重層コンデンサの端子が太く基板にシッカリと刺さらず
リードをヤスリで削って装着しました。
また、RTCの設定はプログラムに合わせて下記の様に設定しました。

RTC設定

プログラムはBASICで作られてい、かなり小さなプログラムですので、自分でカストマイズが簡単にできそうです。
また、BASICなので変更直後にRUNして試すことができるところも良いですね~。

最終的に「SHIFT」+「F2」でコンパイルするとHEXで吐き出ししてPICに書き込んでおくことでスタンドアローンで動作知るところもポイントです。



MachiKania type Mの製作

MakerFair2018でケンケンさんからMachiKania type Mの基板を頂きましたので、本日製作してみました。

MakerFairからの帰りに秋月さんで今回の主要部品を買い集めてきましたが痛恨のミス発生(;^_^A
IMG_20180823_222319

なんと、マイコンを間違えて購入してきました。
IMG_20180823_222153
本来 PIC32MX370F512H
ミス PIC32MX230F256H

以前「VELUDDA」を組み立てたときに予備を買っていた記憶がありましたが
見つからず、「VELUDDA」から一旦借用することにしました。
IMG_20180826_140951

IMG_20180826_141926
上手く取れました。

さて、いよいよ手持ち部品を集めて製作開始です。
IMG_20180826_144359

抵抗がまっすぐ並ばず不器用さを痛感しながらの作業・・・。
IMG_20180826_152953

で、完成。
IMG_20180826_172929

今回はmicroSDカードのモジュールを使いまわそうとソケットにしましたが
付けた後で問題が発覚。
IMG_20180826_173257
シールドが干渉してしまうことになってしまいました。
今度、短いソケットに交換することにして今回はこのままで動作確認に入ります。

ブートローダーを書き込んで問題なく起動。
IMG_20180826_175750

ベルーダ起動。
IMG_20180826_175925

パックマンも起動。
IMG_20180826_180155

PS/2のKBも認識してBASICもOK
IMG_20180826_184436

締めのインベーダーゲームでしばらく遊んでしまいました((笑))。
IMG_20180826_184622

最後になりましたが、
ケンケンさん基板ありがとうございました。


【No4】LCD GAME PCBの完成連絡をいただきました。

LCD GAME の完成の写真とメールをいただきましたのでご紹介します。
FK様の作品です。
写真に工夫されている点を差し込みいただいていますが、
素晴らしい力作です。
LCD GAME01

ネジはこちらの方が良いですね~
LCD GAME02

LCD GAME03

こうすると、すっきりしますね~。
LCD GAME04

皆さん、色々工夫していただいてオリジナル化してくれていて、
私自身も非常に勉強になり次期機種に応用して行きたいと思います。


ちなみに、この基板とアクリルエンクロージャーはまだ”在庫がありますので、ご希望があればこのブログの左の下の方にある「メッセージ」でご一報くださいませ。



KenKenさんのLCDゲームの製作(PCB化)と備忘録(7/18更新)

ゴールデンウイークに設計したケンケンさんのカラーLCD GAMEを、この週末製作してみました。

まずは、完成した写真から。

CIMG4081

ケースの高さは、3mmアクリル上/下5mmと7mmスペーサー
PCB1.6mm 合計19.6mmと薄くできました。
全体は60×100×19.6mmです。 
CIMG4082



いつもながらアクロバティックな製作となっているため、はんだ付けの順番を間違えると組立できなくなってしまいますので、備忘録の記事となります。

【 備忘録 】
 基本的には、ケンケンさんが公開されている回路ですが、一部回路を追加しています。

  1.LiPoバッテリーの充電回路
  2.DIP部品か表面実装か選択(microUSBとMicroSDカード)
  3.LCDは在庫が不安定ですので、2種類のフットプリントを入れています。
   ・TFT1N3204-E(R61505W 37P/1mmP)
   ・S95417-AAA(ILI9325 37P/0.8mmP)

 回路図と部品表はリンクを張っておきます。
  LCD_GAME.pdf
  PartsList_LCD GAME_0522.pdf
  PartsList_LCD GAME(option).pdf
  PartsList_LCD GAME_0523.pdf

  ※5/23 23:35 訂正とお詫び
          「PartsList_LCD GAME_0522」と「PartsList_LCD GAME(option)」に
   リンクにおよび備考欄に不備がありましたので、PartsList_LCD GAME_0523」に
   差し替えました。
   訂正しお詫び申し上げます。

   7/18 資料最新はこちら

   ※リンクが切れていましたので、訂正しました。7/18 22:40
    ご迷惑をおかけしました。

 ◆ 製作手順とTIPS ◆
  0.今回はLCD側が表と部品面を裏側と表記します。
   組立の順番は、裏側の部品をすべて終わらせたのちに、表のLCDやタクトスイッチを
   取り付けます。
   5/23追記
マイクロSDカードスロットDIP化キット(AE-MICRO-SD-DIP)を使用する
   場合は下記の4項の順につけてください。

  1.今回は、表に「LCD」「操作用のタクトスイッチ」、「LED」だけにして、できる限り
   半田面を見せないように工夫して、見た目をすっきりさせています。
   ですので、LCDパネルの下あるいは、タクトスイッチのしたにほぼすべての部品を配置
   した関係で、LCD裏側に出てくるリード線はできる限り短く切り取る必要がありますので、
   下の写真のように半田付けする前に基板ギリギリでリードをカットして、半田して行きます。

CIMG4064
半田付けするときに部品が落ちてしまいますので、マスキングテープ
などを利用して半田付けしました。
CIMG4066
はんだしても、ほぼフラットな状態です。
CIMG4065

  2.ケース高もできるだけ薄くしたかったので、コンデンサーも高さの低い2.54ピッチの物
   を使っています。
   (10μFはこのピッチが見当たりませんでしたので、ペンチで2.54ピッチに調整して挿入し
    ています。また、ポリスイッチは、折り曲げてください。)

  3.三端子レギュレータも小型なものを採用してさらに、下の写真のようにお辞儀させて取り
   付けています。(XC6202P332TH
CIMG4063
  4.マイクロSDカードスロットDIP化キットを使う場合は、下記2点に注意してください。

   4-1.まずMicroSDカードの載った基板にヘッダーピンを半田付けをせず、今回のPCBに
     ヘッダーピンだけはんだ付けする。
CIMG4069
   4-2.タクトスイッチをすべて半田付けする
CIMG4070
   4-3.先ほど付けたヘッダーピンにMicroSDカードの基板を半田付けする

  5.LCDの固定は、絶縁を兼ねて厚手の両面テープで固定しました。
   100均で売っています。
CIMG4075
適当なところに固定。(電源部は全体をテープで覆います。)
CIMG4076

  6.充電回路の修正
   充電のモニター用LEDの回路ですが、充電中は赤LED発光、満充電時は緑LED発光の
   予定でしたが、充電中は、赤が強く光りますが緑も発光してしまい、また、充電完了時も
   赤が薄く光ってしまいますので下記の回路に修正します。
修正前の回路
bandicam 2017-05-21 20-11-06-428

FULLLCDの右下をカットして、赤線部分をジャンパーします。
CIMG4077

【実際の修正方法】
ジャンパーは、極細のUEWを使ってジャンパーして、
青色のマジックで塗っています。
パターンカットは、D101(FULL)に平行してカットしています。
CIMG4087


上記を実施することで、
修正後の回路となります。
bandicam 2017-05-21 20-11-30-265

   追記:LEDの方向が分かりにくいので、この画像を参考に取り付けてください。
bandicam 2017-05-24 21-50-14-353


  6.ICSPの端子はありますが、PicKIT3には直接接続できません。  
   (PicKITと同じにすべきでした・・・(;^_^A)
CIMG4078
GNDの場所が違います。
PicKIT3は「3」
PCBは「5」となっています
  7.バッテリー接続について (5/25追記)
    【注意】バッテリーコネクターに差し込む前に必ず極性の確認をしてください。
        誤挿入すると、最悪の場合「発煙、発火、爆発」となり大変危険です。

    バッテリーのコネクターが、PICと近いので、バッテリーコネクター(メス)の先端を
    少し持ち上げてバッテリーコネクター(オス)を差し込むようにしてください。

IMG_20170520_120446




  8.ジャンパーについて
必要に応じて半田でショートさせてください
CIMG4091


  最後に、
   ・今回の電源は3.7Vですので、バックライトの電流制限抵抗をもう少し小さくしても良いかな
   ・LiPoバッテリーがマルツさんでワゴンセールしていた超特価バッテリ(280mAh/280円)
    で設計していますが、入手できなくなっても充電回路をバイパスする為の半田ジャンパーを
    用意している。  
 
  今回の製作したLCD GAMEは、「関西ハムフェスティバル2017」に持ち込む予定です。
  来場の際は、お立ち寄りいただいて実機を見てやってください。
   
  当日、若干数ではありますが、PCBとアクリルを頒布したいと思っています。
  (5/22 アクリルエンクロージャーの在庫がなくなりました
   5/23→アクリルエンクロージャーとPCBは関ハム用にもう一度発注する予定です。

   5/28→本日、「PCB」も在庫がなくなりました。
  
   「アクリルエンクロージャー」と「PCB」を増産します。
   すでにセットで頒布をご希望いただきました方は、しばらくお待ちください。
   また、次回も小ロットの予定ですので、ご希望の方はお早めに「メッセージ」にて
   ご連絡ください。

  
  また、昨年好評でしたSi4735ラジオのバージョンUP版を持ち込む予定ですので、よろしく
  お願いします。

  関ハムに来場できない方で、必要な方がいらっしゃればこのブログに「メッセージ」
  (左の下の方です。)で連絡を下さいませ。

MachiKaniaがバージョンアップしました。

昨日、「MachiKaniaZ」のバージョンアップが行われ、合わせてサンプルプログラムも公開されています。

早速私もパーションアップしてみました。
PC98で実行しているものを、
日本橋で食い入るように見ていた覚えがあります。
(懐かしいです・・・) 
CIMG3741

 
CIMG3743
 ↓ こちらは、MachiKania Z BASIC で動作しています。素晴らしいです。
CIMG3744
 

PS
オレンジピコさんで、MachiKaniaZキットを販売されているを発見しました。

「ケンケンさんオリジナルプリント基板」 と 「部品一式(PIC書込み済み)」  

(PICライターをお持ちではない方でも手軽に作ることができるよになってきましたね~。)
また、送料も200円と非常に安価ですのも、特筆です。

これから、ますますユーザーが増えて来そうな気配です。(これからが楽しみです。) 
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