最近CNCネタばかりですが、この週末もCNCを弄り回していました。


さて本題ですが、以前からアルミの作業テーブルを誤って削ってしまう事がいやで、MDF板を上に貼り付けて使っています。
アルミのテーブルには材料固定のスリットが開いていてここに下の写真のような固定クリップする機構ですがMDFを貼ってしまうと使えなくなっていました。

16332335307447877354771065188856

仕方なくというか立体物を削ることも今のところないので両面テープで事足りていましたが、ここにきてちょっと問題が出てきました。

例えば、PCBのパターンなどを彫刻する場合は問題ありませんが、アクリルを切り出しをする場合、両面テープが刃に絡まり付きうまく削れなくなってしまいす。

そこで、今回はアルミの作業台の溝に合わせてMDFにも溝を加工をしようと思います。

一から自分で図面を起こすつもりでしたが、たまたま見た動画が正に私が今からやろうとすることでしたので、参考にというかデータも使わせていただき簡単に出来上がりました。

YouTubeの説明欄にNCファイル他説明PDFもダウンロードできました。


作業は動画を流し見して早速作業開始です。

左/右ともに4か所スリットを開け、通常捨て材として使う下材もひっくり返して同じ場所にスリットを入れる事で、捨て材もそのまま完成品になる優れ物。

気を付けるポイントは位置合わせくらいでした。
それから、刃物は3.17mmと中途半端な物で作られているデータですがFusion360データも公開されていますので刃物は3.0mmに修正する必要があるかもしれません。
2枚重ねて早速、切削開始です。
DSC_0054
反対側も切削。
HORIZON_0001_BURST20211002143603808_COVER


DSC_0057

DSC_0059

最後に、この作業テーブルにスケールとコールサインをレーザーで彫刻しました。
DSC_0060

製作風景の動画です。
(注意:切削音が大きいため音量には注意してください。)