先日の続きでX/Y軸用のドライバーICの交換をします。

今回は場所が狭いので電解コンデンサーを外しヒートガンの熱でコネクター類が解けないように生基板でシッカリ養生しました。

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無事に交換終了。
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ルーペで半田の様子を確認後
動作確認できましたが、XYZ軸ともこのままでは動作量が少ない時様態でちょっと焦りましたが
マイコンを交換してGRBL1.1hを新規で入れましたので各設定が初期値で設定の必要がありそうです。
調べてみると
シリアルモニターから「$$」と入力すると現在の設定値が表示されました。
$100,$101 $102がそれぞれX、Y、Zのstep/mmになるようで初期値は下図の様に「250」でした。
※この設定で「設計データ」と「切削」したときの誤差を微調整できるという事ですね。

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元々の設定値を取っていませんでしが幸い付属していた説明書に掲載されていましたが、そのまま設定すると、XYZの移動距離が2倍となりオマケにZ軸の動作が反対でした。
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$3を「3」に設定
$100~$102を「800」に設定した結果、各軸の移動距離、方向共にまともに動作するようになりました。
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※後で添付していたUSBメモリーの中に「GRBL software Instructions.doc」を見つけましたので確認したとこ少し違いがありましたが現状は正常に動作しますのでこのままとします。
(不具合があれば都度調整していこうと思います。)

という事で各パラメーターを修正し無事に動作量も問題なく元通りになりました。

ちなみにレーザーも正常に動作確認が取れれました。
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※参考にさせて頂いた記事はこちらです。詳しく解説されていて解かりやすい記事でおススメです。