中華リニアキットテスト中にFT-817のファイナル壊れてしまい少し間が空きました。
実は、こちらのリニアアンプも不注意で10W以上を入力してしまいファイナルを壊していました(;^_^A

上側2本が交換前です。
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交換して改めてBIASを2.7Vに調整
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ついでに、入力側に3dBのアッテネーターを入れてきました。
パターンカットして挿入も考えましたが収まりが悪いので
入力の眼鏡コア上空に空中配線しました。
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早速、FT-817に接続して出力とスプリアスを見てみました。
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5W入力して3dB ATT経由で
出力は30W~50Wちょっとといった感じです。

スプリアスはどのバンドも第三高調波が-10dBc程度でした。

試しに以前製作していた7MHzのLPFを入れてみました。
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スプリアスは十分に減衰できています。


と言うことで、安価な中華リニアアンプを製作して実験してみました。
今回のリニア製作に先立って、スペアナでスプリアスを見るために検索してみたところJP3DGTかつお さんの「40dB RFカップラー」を参考(そのまま??)に作成したり、FT-817のファイナル修理と色々経験でき収穫も多かったように思います。

今後、実用的に使用するためには、ケース(ファイナルの熱対策)やバンド毎のLPFの用意と切り替え
なんかを考える必要がありますが、さてさて、どうしますかね( ^ω^)・・・