調べてみると2月にQCX-miniを組み立てて、簡単にスプリアスを測定したところ「ちょっと厳しい感じ」で組み立てミスを含め、改めて調整する必要があるというところで終わっていました。

0_to_100MHz


コイルの値を設計値に合わせて
後のLPF性は第二高調波(14MHz付近)で-36dBです。
ノーマル
この状態で改めてスプリアスを測定しましたが
結果は少し改善して-47dBでした。
 ↓
LPF調整前スプリアス測定
この状況をTwitterでつぶやいていたところ
Twitterでお世話になっているJM1VQBさんから「RJX610のスプリアス改善で
7L4WVUさんから教えてもらったC追加でどうですか」と提案をいただき
早速、L2に60pFを抱かせたところ一気に12dB程改善しました。
ただ、カットオフが7Mギリギリでしたので、
結局
L2に44pF(22p×2)をパラに挿入しました。
DSC_0149

9dB程改善
L2にパラで44p追加

スプリアスも改善して-58dBcとなりました。
LPF調整後_0_to_50MHz

出力は、13.8Vで6W程度ですので、こちらもほぼ定格通りです。
DSC_0148

ということで、保証認定は他の装置に抱き合わせて増設しようと思います。

PS
 この記事を書いていてスペアナの時計ズレに気が付きました。  
 調整しておこうと思います。