Twitterを見ているとKenKenさんがaitendoのM6959DSPラジオモジュールを使ってMachiKania type M用のシールド基板を作成されたようなので早速譲っていただき週末製作してみました。
詳細:https://github.com/KenKenMkIISR/dspRADIO
この基板は在庫が有るようですので興味のある方は問い合わせてください。

このラジオモジュールのシリーズでマイコンで制御できるM6955DSPラジオモジュールもありますが、今回はあえてアナログ式?M6959を「MachiKania type M」にDA制御しようというシールです。

まずはラジオモジュールの動作テスト。
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FMはアンテナ無しでもクリアーに受信できています
今回使用する基板はDSPラジオシールド以外に時計表示の為に別途RTCも用意する必要が有りましたが今回のプログラムでも使用されているRTCのLibraryの製作者である「工作魂」さんからRTC用の基板の提供をいただお陰でスムーズに製作することができました。

基板の製作の前に、手持ちのLCDバックライトが使えるか確認。
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githubからプログラムをダウンロードして確認したところ
手持ちのLCDのバックライトのピンがテレコな事と
コントラスト調整が必要な事を確認しました。

と言うことで事前に基板を少し修正しました。
DSP PCB F

DSP PCB B


最終はこんな感じです。
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後は部品点数も非常に少ないので10分ほどでラジオシールとは完成しました。

次にRTC基板ですがこちらも部品点数が少なく専用基板なのでサクット完成。
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コイン型の電気二重層コンデンサの端子が太く基板にシッカリと刺さらず
リードをヤスリで削って装着しました。
また、RTCの設定はプログラムに合わせて下記の様に設定しました。

RTC設定

プログラムはBASICで作られてい、かなり小さなプログラムですので、自分でカストマイズが簡単にできそうです。
また、BASICなので変更直後にRUNして試すことができるところも良いですね~。

最終的に「SHIFT」+「F2」でコンパイルするとHEXで吐き出ししてPICに書き込んでおくことでスタンドアローンで動作知るところもポイントです。