7N3TFIさんからDSP 4Band Radio KIT(RX-5)ラジオキットを頒布していただきましたので製作してみました。(今日2020/10/3現在完売みたいです。)


このラジオはメインのDSPラジオICに「Si4725A」を使用して高周波増幅に「S9018」、AFアンプは「LM4871」と言う構成のシンプルな構成です。

外観は3Dプリンターで作ったベース部分と基板をサンドイッチしてフロントパネルとしたケース。

DSP 4Band Radio本体

特徴は、フロントパネル裏側にMW用のアンテナが仕込まれているところです。
パターンがコイルになっています。
パネル裏側

14.5μH程度
測定①

1000PFと組み合わせてMW帯に上手く共振しています。
測定②

表面実装部品はSi4725AとLM4871の2つだけですので
老眼の私にも安心なキットです。(笑)
基板完成

説明書は写真が多く使われていて、抵抗のカラーコードやコンデンサーの容量表記
/極性、、更に動作テストの方法まで親切に書かれていて万人にやさしい説明書となっています。
(私の不親切TIPSとは大違いです(;^_^A)

この説明書を見ながら製作に特別問題もなくすんなり動作しました。

さて、ラジオとしての簡単な感度チェックをしてみました。
FMは在阪局は室内でロッドアンテナを軽く伸ばす程度で十分に入感します。
AMは室内ではノイズが多めですがバルコニーに出ればシッカリ入感します。

また、基板アンテナの方向を変えると感度が結構変化することには驚濾過せ差てしまいました。


短波は昼過ぎにテスト受信しましたが室内ロッドアンテナで大陸数局が数局入感しました。

ただし、バルコニーに出ると中波のお化けが多くなり外部アンテナを接続する場合はHPFなどの対策が必要かもしれません。(超強電界の我が家の立地ですのでこれは仕方がないですね~(;^_^A)

休日の午後に「ラジオの製作」を楽しむことができました。
キットを頒布いただきました7N3TFIに感謝します。
楽しいキットを頒布していただきありがとうございました!!