今回、CEC版のFWを使いタッチパネル付きカラー液晶化しましたが、手順やら、FWのダウンロード場所だったり煩雑でしてので、自身の備忘録としてまとめておきます。

では、手順を順を追って

 ①Raduino のドライバーのインストール
   CH340 USB To UARTドライバーはここからダウンロードできます。

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上手くドライバーがインストールされると、COMポートとして認識する。
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 ②HEXファイルをRaduinoにアップロードするためのツール「xloader」をダウンロードする
   xloaderはここからダウンロードできます。
   これは、インストールするものではなく単体で動作するアプリになっています。
   上記githubからZIPファイルをダウンロード。

   ZIPを解凍すると下記のように\xLoader-master\src\XLoader フォルダーに
   「XLoader」ができますので、このアプリを起動します。
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 ③今の最新FW(CEC版1.097)はここからダウンロード

    下記のファイルがダウンロードされますが、
    ここで今回使うのは、「UBITX_CEC_V1.097_NX.hex」です。
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UBITX_CEC_V***_▲▲.hex
***がバージョンで、▲▲がLCDのタイプのようです。
また、最後に_SはArduinoNANOを増設してSメーターやスペアナ、
電信デコードなどができるバージョンのようです。

 ③Raduino FWのアップロード
   「XLoader」を起動して「UBITX_CEC_V1.097_NX.hex」を選択し、
   COMportを自身のポート番号に合わせてUploadボタンを押下する。
    ※デバイスマネージャでポート番号を確認する事ができます。
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この時点で標準のLCD表示は化けてしまいます。
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 ④LCD FWをLCD自身に書き込みます。
  

  LCDには、英語バージョンの
Nextionと中国語バージョンのTJCの2機種に対応していますが、
  それぞれ対応するFWが別々になるので注意が必要です。

  今回はTJC3224T028_011を使用していますので、
UBITX_TJC_GUI_V3を使っています。

  まずは、microSDカードをFAT32でフォーマットします。
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  次にmicroSDカード必要なFWを保存してLCD裏側のカードスロットに差し込んだら
  電源を投入すると自動でfwをロードしてくれます。
  ★一旦、fw書き込めば今後はSDカードを取り外してもokです。

 
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  今回は、TJC製2.8インチLCD ですので、「ubtix_TJC_28.tft」をmicroSDカードに保存して
  LCD裏側のカードスロットに差し込んでから電源を投入するとfwをロードしてくれます。

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インストール中の動画です。
ちょっとピントが外れますがご勘弁を。
最後に「Update Successed!」と表示されれば正常終了です。

 SDカードを抜いてLCDの電源を入れなおせば完了です。 
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  ちなみに、 Nextion 用はこちらからダウンロードしてください。
  Nextionの場合は「ubtix_NX_28.tft」になります。

 ⑤LCDの接続
標準の16×2LCDを取り外したて下記のように接続する。
接続ミス防止の為、マスキングテープに色を塗りました。
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