CentSDRキットですが、平日に少しづつ組立てを進めています。

前回の記事でも触れましたが、22日(月)関東は数年に一度の大寒波の影響でSi5351Aの到着が1日遅れましたが、翌水曜日に無事に到着。

今回はこのチップの半田から始めます。
Si5351AコーデックTLV320AIC3204は足のないQFNパッケージです。
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過去に経験のがないパッケージですが、手順書に従い一番簡単そうな、クリームはんだを少量パットに塗布してホットエアソルダーで簡単に済ませました。

ただ、しっかりはんだできた電源を入れるまで不安でしたが、何とか無事に半田で来ていたようです。

残りの取り付けていないパッケージ、CRを半田。
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ここまで来たところで、一旦ファームの書き込みをして動作を確認します。
今回の書き込みは、以前経験があったNucleoのMSD(Mass Storage Device)を使用して書き込む方法で書き込みました。
2:TCK, 3:GND, 4:TMSの3本を接続
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書込み自体はPC上にデバイスが見えてきましたので、binファイルをコピーするだけなんでいとも簡単に終了しましたが、書き込んだ直後デバイスが見負えなくなり、手順書にあるようにLEDが点灯(高速点滅)しなくてちょっと焦りましたが、CentSDRの電源を一旦切って、改めて入れてみたところ正常に認識されLEDの光始めました。(;^_^A。

念のためLEDの点滅周期をアナログディスカバリーで5msを確認。
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LED5ms

MCLKに 8MHzが出力されていることを確認しました
基板の裏側にブロック図が描かれていますので、簡単に信号の場所が
特定できました。
このアイディアは素晴らしいですね!!
MCLK
8MHzの発振もぶじに確認できました。
8MHz

ここで、LCDを接続すると画面が出るはずでしたが・・・・
なぜだか画面が真っ暗。
一旦LCDを外してバックライトの電流制限抵抗の電圧を見ようとしたところ
抵抗の片側だけ半田されていませんでした。
ちょっと今回は我ながら焦ってると感じましたね~。(;^_^A

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LCDの右に出ている青い縦線は保護フィルムです。
最後にコネクターやエンコーダーをはんだして完成しました。

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製作記事は一旦ここまでとなりますが、製作していて久しぶりに「ほんとに動くかな?」とドキドキの製作となりました。
(私にとっては最近なかった「刺激的なキット」だったと思います。)

また、これで一つ経験を積むことができ、結構達成感がありました。

頒布いただきました、TT@北海道さんに感謝します。ありがとうございました!。

次回は、使用感のレポート⇔ケースづくりに続く予定です。

PS
来月になれば時間に余裕ができるので、ケースも検討に入れるはず・・・(;^_^A。
(いつになるかは??ですが・・・。(笑))