先週製作したノイズキャンセラーの基板と一緒に到着していた「Power and SWR Meter」を本日は仮組しました。

まずは、基板から。

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ベタアースは、
上半分:GND
下半分:AGND
を配置してマイコンのノイズ対策?!
(ブレッドボードは辛いノイズが出ていましたが、ほぼ収まっているようです。)

細かなシルク編集が抜けていました。
(設計ミスです(;^_^A)

さて、ブレッドボードから、プリント基板へ移設作業開始です。

ここで、トロイダルコアの取付をどうするか悩みました。
実は、トロイダルコアの巻き数を変えたりを考えてソケットを入れるか考えましたが、
変更するときは線を切ってしまう事にして、下記のように取り付けました。

まずはトロイダルコアの中心を通すため同軸ケーブルの
芯線を使いしました。(5D2V)

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今回は20tです。
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部品数も少なくあっという間にセンサー部は完成。
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センサー部の裏側にTeenysとLCD、電源部配置。

Teensyは低ソケットを使いました。
また、LiPo電池を準備していませんでしたので、
仮で今回はジャンパーを飛ばしてUSB直結しています。
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LCDの裏のSDカードスロットが干渉した為、SDカードスロットを
取り外しました。
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ほぼ仮組完成です。
ここで一旦、テスト。
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基板ミスはなく動作しました。
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上中央は、LED内蔵のボタンスイッチです。
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ダミーロードを入れて各バンドのSWRを見てみましたが、
 3.5~14MHzまで「1.01」
 18~21MHzまで「1.02~1.04」
 28MHzは、「1.1」くらいとまずまずの成績だと思います

POWER計ですか基準になる信号源がありませんので、アナログメーターに合わせています。
LOG アンプの傾きもタッチパネルから「キャリブレーション」できますが、こちらも基準信号が無いので、標準設定のままとしましたが、アナログメーターとほぼ同じような数値を示すようですので、使用上問題なさそうです。

年内に、LiPo電池を内蔵して完成させたいと思います。

※2018/02/07追記 電源回路に不具合と補足
電流が当初の図り方にもんだいがあり、200mA程度流れてしまいます。
そのために、LiPoの充電回路は動作しましたが昇圧モジュールは容量不足気味のため5V出力できないことが判明しました。動作はしていますがもう少し容量のある昇圧モジュールに変更したほうがよさそうです。
また、レギュレーターも150mA程度しか出力しないものを使っていますが、500mA(TA48M05F)以上のものに変更するか、外部電源(ACアダプター(5V))を使用して電源回路をバイパスする必要があります。

別件ですが
logampは秋月(1100円/個)以外例えば、ebay等で購入できる安価な表面実装品(USD2.79)でも動作は確認できました。(SOP変換基板などを使い実装できると思います。)

ソフトのインストール方法と本体の調整方法については、こちらを参照してください。