昨日記事にしましたアンテナチューナーを製作してダミーロードを負荷にして動作確認中にmcHFから発煙、直後出力がゼロになってしまいました。
赤LED点灯で、送信状態のはずが出力ゼロです。( ;∀;)
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SWRの高い状態が続いていた為当然なんですが、ファイナルがダメになったのは初体験でした。
30年以上前の開局当初は、窓からリード線を伸ばしただけのアンテナを当時トリオTS-520につなぎ送信したりもしていましたが、そんな事にもめげず耐えてくれていましたが・・・。

さて、まずは分解して中身を確認です。
ケースが解けています。
(ケースはPLAで印刷した為、耐熱せいぜい70℃程度。仕方ないです)
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はんだ吸い取り機で簡単に取れました。
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新品を予備で在庫していました。
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交換後になりましたが、
テスターで簡易的に確認したところ1個はG-D間 G-S間抵抗が無限で大丈夫そうです。
下の画像は壊れたと思われるFETです。

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ここで、仮組して送信テストしようとしたところ
また、発煙・・・・。

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この状態で、Q5は正常な抵抗値でしたが、Q6がまたもやアウト!

仕方なく回路図眺めながらドライブの電圧やらをチェックして
最後にQ6のFET直前でパターンが切れている事に気が付きました

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R82とFETのつなぎが切れていました。

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と言うことで、パターンを修復して先に外した正常と思われるFETを載せて見たところ
正常に出力が出るようになりました。
一見落着です。

また、いつ壊すか不安なので、予備のFETを手配しておこうと思います。

最後に、アンテナチューナーは、前回製作した、アンテナアナライザーのスケッチを連続スキャンするように変更して完成しました。

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最初からこの方法で、チューナーの動作テストをやるべきでした。
(スケッチは強引に連続スキャンさせたので元のスケッチに戻しましたが
連続モードが有っても便利になりますね~、そのうち真剣に組み込もうと思います)