過去に作成したKiCadの3Dモデル資産をコンバートを始めています。

そもそも、kICadで使用しているモデルは、「wrl」ですので、3Dモデルは当然「wrl」形式すでに作成済みですが、「kicadStepUp 3D tools」では、stepファイルを用意する必要が有るようです。

そこで、「wrlデータ」を「stepデータ」に変換できないかと探しましたが、見当たりませんでした。
また、仮に見つかっても、私が作った「wrlデータ」は、mm-インチ変換の必要がありそうです。

今まで作成したモデルは、0.3937倍して表示しています。
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せっかくの資産が使えないのでは大変です。

wings3Dでslt→wrlに変換してモデル作成していましたので、中間ファイルである「stlデータ」を「stepデータ」に変換はFreeCADで変換できましたので、備忘録として記事にしていこうと思います。

◆FreeCAD変換手順◆

 1.FreeCADでstlデータをインポート
 2.ワークベンチを「Part」に設定
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 3.「部品」→「メッシュから形状を作成」
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4.形状の縫い合わせ用のトレランスは、このままokで進める
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 5.ファイル名0001が生成される(ポリゴンが多いとちょっと時間がかかることがある。)
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 6.「部品」→「シェイプビルダー」で下記のダイヤロゴが現れます。
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 7.①「シェイプからソリッドへ」にチェックして、②ファイル名0001を選択しなおして、③「作成」を押してください
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 8.ソリッド化されたデータ(solid)が作成される(0.15ではできなかった・・・・)?

 9.作成された「solid」以外は削除する
  ※ここまでくると、3Dモデルを修正できます

 10.最後に、「ファイル」→「エキスポート」でstep出力