さて、秋葉原お土産?第二弾です。

aitendo 速攻!DSPラジオonブレッドボード
M6952BBD-320-2
以前に買ったことがある、M6959 DSPモジュールを使ったシンプルなブレッドボードラジオです。
(こちらも友人へのお土産用です。)

【過去の記事】
http://pup.doorblog.jp/archives/28640851.html
http://pup.doorblog.jp/archives/29040944.html
http://pup.doorblog.jp/archives/29076532.html

こちらは、220μHのインダクターが欠品していましたが、手持で代用し組立てましたが、どうも調子がおかしい。
時々、ノイズ音がしますが放送が全く聞こえません。

仕方なく、aitendoさんにメールで、欠品とモジュール不良を伝えたところ、当日代替えを発送してくれました。

(故障したM6959の返信封筒も入っていました)
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今回届いたものは、よく見ると故障しているものとバージョンが違う様です。
上:故障モジュール
下:今回送ってきたモジュール 
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では、さっそく動作テスト・・・・
無事、音が鳴りました。 
音が出るとうれしいものです。
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リード線が密林状態ですので、整理しました。
CIMG3439

すっきりです。!!
CIMG3440

ついでに受信できるバンドも変更しました。
当初のキットのままですと、日本では使われていないFMバンドがあったり、TVがあったり・・・ここは削除して
空いたところに、短波を入れました。

  【キットのBAND設定】
DIP_SW        BAND
1     (FM1)   70-93MHz
2     (FM2)   56.25-91.75MHz   →必要ない
3     (TV)   174.75-222.25MHz   →必要ない
4     (MW)   522-1620KHz
5     (SW1)   3.2-10MHz        →帯域が広くてチューニングが大変
6     (SW2)    3.2-4.1MHz
7     (SW11)  18.9-19.7MHz   
8     (SW12)  21.4-21.9MHz      →放送がほとんどない
9     (SW13) 11.4-19.7MHz      →帯域が広くてチューニングが大変
10      LINE IN


  【今回のBAND設定】
※FM2/TVを削除し
 短波を各BANDごとに分割してチューニング操作を
 簡単にできるようにしました。

DIP_SW      BAND
1   (FM1)  70-93MHz
2   (MW)   522-1620KHz
3   (SW3)    4.7-5.6MHz
4   (SW4)    5.7-6.4MHz
5   (SW5)    6.8-7.6MHz
6   (SW6)    9.2-10MHz
7   (SW7)    11.4-12.2MHz
8   (SW8)    13.5-14.3MHz
9   (SW9)   15-15.9MHz
10     LINE IN
★LINEは使用しないですが、これ以上のBANDも必要ないので残しました。

リード付の抵抗の手持ちがなかったので、チップ抵抗を入れました。
CIMG3433

パターンをカットしてそこにも、チップ抵抗を入れています。
CIMG3432
 

これで完成です。

感度に関しては

1.FMは市販ラジオ以上に良いです。(ステレオですが、モノで使っています。
 (Streoにすると、左右の位相が反転しているので気持ち悪いです。反転回路が必要ですね。)
2.AMは、今回は小型インダクターをアンテナ代わりにしていますので、市販ラジオには負けています。
 それなりの大きいバーアンテナにすればよくなると思います。
3.短波は、室内に1m程度のリード線アンテナでは強力な中国局以外は聞こえませんでした。
 簡易な室外アンテナ(野外に数メートルのリード線アンテナ)で充分な感度がありました。

FM放送の受信テストです。
アンテナは、5cm程度のリード線ですが、素晴らしい感度です。
 
短波放送の受信テストです。
簡易室外アンテナ(5m)ですが、結構たくさん聞こえます。
分離もよく混信せずに受信できています。DSPらしいチューニング感覚です。