前回の製作で、GN1021の向きを間違えて取付けしまいRFアンプ部が未完成でしたが、無事入手できましたので、完成させることができました。
(北神電子サービスさんありがとうございました。)

正解のピン配列は下記のようです。
I-00138


1430530913563-279171453


早速、RA-AMPの効果を確認してみます。
(日中の時間帯11時ごろだったと思います。)


SW_H_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
MW_AMP_on
 MWですと、効果はあまりないです。

次に、SW-H
SW_H_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_H_AMP_ON
HI-BANDは、効果はありますね~。

次に、SW-M
SW_M_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_M_AMP_ON
このあたりも、十分に効果があります。

最後に、SW-L
SW_L_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_L_AMP_ON

今回のRF-AMPに使用しているGN1021ですが、UHF用なので、MWは厳しいようですが、短波に関してはちょうどよい効果が出ていると思います。(あまり利得があっても逆効果もありますので・・・)

動画です。


午前中にここまでできましたので、残るケースのレターリングも一気にやりました。

1430548842741-502225256
フロントパネルです。
今回は、シルバーのシールにしました。

1430555353159976894223
バックパネルはこんな感じです。

1430555466065-1743345187
これで完成です。

さて、夕方少し使用してみましたが、ΔLOOP-Xの非同調モードにこのバンドパスフィルターを入れて使うと楽ですね~。

試したのは25mBと31mBです。

受信設備は、

 ・RTL-SDR + HFコンバーター + ΔLOOP-X(非同調モード)


を使用しました。

今までこの時間は、RTL-SDR+非同調モードは苦手だという印象でしたので、いつも同調モードばかり使っていました。

今回、BPF-1導入で非同調モードでも楽しめるようになってくれればと思っています。

さて、実際の受信した印象ですが、全体的にうまくRF-AMPが効く場合、ΔLOOP-Xの同調モードと同等の力強さで聞こえるようになったと思います。
今までは、FR-AMPを使うと、NHKの影響があちこちに出てきてしまい逆効果でしたが、今回はバンドパスフィルターの効果で、結構大丈夫な印象です。

小一時間のテストですので、これからしばらくこの組み合わせでBCLして行こうと思います。

今後、コンディションを見るためにウロウロする場合に効率よくチェックできそうですし、そのままDXも出来そうです。

今回、北神電子サービス 橋本さまに大変お世話になりました。

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今回のBPF-1は、、北神電子サービスさんからPCBを提供していただきモニターしています。
今回の基板の改良版を第20回 関西アマチュア無線フェスティバルに出店されるようですので、ご興味のある方はそちらに行かれてもよいかと思います。
【追加情報】
※2015/4/29 21時現在
 神電子サービスさんのブログで、最新基板の販売も始められていました。