先日はOS導入編でしたが、本日はRTL-SDR導入(USBチューナー)していきたいと思います。

こちらも、先輩の方々のページでかなり詳しく紹介されていますので、ここでは省略します。
(最下にURLを書きとめておきます)

ここからは、「備忘録」として記事にしました。

導入後、「rtl_test」を実行するとUSBは認識しているようですが、エラーとなり動作しません。
R820T ERR

これも、既知の現象でしたが、対処コマンドが上手く動作させることができず、かなり悩みましたが何とか解決し無事動作しました。

上記現象が出ているときのlsmodコマンドの様子です。
bandicam 2015-01-11 21-44-49-995
(結局、原因は、rmmod dvb_usb_rtl28xxuを、rmmod dvd_と入力していました・・
 単純なタイプミスでした。大汗!)

FM受信テストをコマンドベースで実行。
sudo src/rtl_fm -M fm -f 76.5M -s 170k -A fast -r 44100 -l 0 -E deemp | sudo aplay -t raw -r 44100 -c 1 -f S16_LE
RTL-SDR RsPi FM受信
Raspberry Piから音になって出てきました。
ちょっと感動です。

毎度rmmodコマンドは面倒ですので、ブラックリスト化してしまいました。

ブラックリストの確認は、
/etc/modprobe.d
.comfという拡張子で新規作成すればよいようです。
↓ rtl.confという名前のブラックリストを作成しました。 
bandicam 2015-01-11 21-48-09-387
作成方法は、 下記の様に
nanoを使い作成しました。(viコマンドでもokですね・・)
bandicam 2015-01-11 21-49-41-769
 sudo nano  /etc/modprobe.d/rtl.conf
 
で編集画面に移り、下記を入力して、
blacklist dvb_usb_rtl28xxu
blacklist rtl2832
blacklist rtl2830
 
コマンドの「ctrl+o」で書き込みます。
 
↓ 実際作成したブラックリストです。
bandicam 2015-01-11 21-52-46-136

ここで、再起動してlsmodで確認します。
bandicam 2015-01-11 21-55-54-174
これで、再起動してもrmmodを実行せずに済むようになりました。


次に、Raspberry PiのUSBチューナーで受信したものをWINDOWS-PCのSDR#(RTL-SDR/TCP))でコントロールしてみます。

まず、Raspberry Piで、
sudo rtl_tcp -a 0.0.0.0
を実行。
bandicam 2015-01-11 22-12-50-774
この状態で、PC側でSDR#を立ち上げます。

PC側で、SDR#を起動して
メイン画面で、Source 「RTL-SDR/TCP」を選択
bandicam 2015-01-11 22-15-53-237
Settings画面で、Host 「192.168.11.10」
Port  「1234」
           Sample Rate  「0.25 MSPS」
bandicam 2015-01-11 22-15-08-500

これで設定が終わり、PC上のSDR#で、Raspberry Pi上のUSBチューナーをリモコン操作出来ました。


 ※無線では、時々転送速度が追いつかないためか、時折、音飛びが出たり、コントロールが追いつかないケースがチラチラ出てしまいます。

最終的に、無線LAN化してANT直下(屋外設置)していくために何とかクリアーしていきたいと思います。

 ※下記の記事を参考にさせていただきました。
  下記の皆さま、貴重な情報公開ありがとうございます。
   http://ttrftech.tumblr.com/post/95416774356/receiving-ads-b-using-raspberry-pi-and-feed-flightradar2
   http://d.hatena.ne.jp/NeoCat/20140402/1396406442
   http://blog.ja8175.com/archives/742