いつもコメントをいただていおります「トンボさん」より「ΔLOOP-XのTIPSが追加されている」との情報をいただきましたので試してみます。

実は、ユニバーサル基板で製作した時に影山さんの写真にVRが4個移っていることに気が付きましたので、質問させていただき、解説していただいておりました。
(このときは搭載していましたが、調整は適当にしたと思います。)

交換前に、以前使ったRTL_POWER Based Wideband RTL-SDR Scannerで、現状を測定しておきます。

LOOP部をショートして、LWに接続。(MW-TRAPはON状態)

(※HFコンバーター(Lo.100MHz)を入れているため、スケールは-100MHz読みします。)
57V_100-130_141850_20150111
スペクトラムは概ねフラットですが、毛羽立った感じです。このあたりが改善できると良いのですが・・。
Q1のペース電圧を測定してみると1.57Vでした。影山さんとは少し違いました。

早速、固定抵抗(6.8KΩ)を10KΩの半固定抵抗と交換です。

image
 作業自体は、10分程度で完了し、調整です。


まずは、Q1のペース電圧を2.1V
1V_spectrum_100-130_145339_20150111
これはダメですね~。

次に、Q1を2.37Vにしてみると
37V_100-130_144930_20150111
 変な信号は少なくなりましたが2MHz辺りまでの盛り上がりが気になります。
もう少し調整してみます。

Q1のペース電圧を2.3V
3V_spectrum_100-130_151012_20150111
 全体的に、フラットになりました。

この状態でヌル調整
3V_NULL_spectrum_100-130_151554_20150111
 結構すっきりした波形に整いました。

この状態で、しばらく聞き込みたいと思います。