TT@北海道さんから、検証の依頼を頂いています「ダイレクトサンプリング向けフロントエンド基板」で、受信テストを半日ほどしていました。

まずは、通常のダイレクトサンプリング(R820Tドングル)ですと、9.9MHzでFM CoCoRo(76.5MHz)のイメージが盛大でこのあたりは全く受信できません。
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動画もどうぞ。

「ダイレクトサンプリング向けフロントエンド基板」を入れる事で、すっきり無くなります。

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フィルターの効果は、十分の様です。

次に通常のダイレクトサンプリングの場合、USB内蔵のチューナーは使用しないため感度不足です。

今回の「ダイレクトサンプリング向けフロントエンド基板」を通すことで、AMPも内蔵していますので、感度不足を解消してくれそうですので、実際に受信してみることにします。

フィルター、AMPの具合を動画にしましたので、こちらで確認してもらうと良くわかると思います。

「FMイメージ除去」と、「Sメーターの上がり具合」に注目してください。 
フィルターの効き具合、AMPともにパッチリですね~。
みなさん、どうでしょう・・・?!

次に、ノイズフロアーを見ていきます。
(画像をクリックしていただくと拡大出来ます。)

↓「ダイレクトサンプリングのみ」
DCT
DCT_AMP
信号強度が、上がっています。


HFコンバーター
HF_CONV
「フロントエンド基板」と条件を合わすため、HFコンバーターもチューナーAMPを「25dB」入れています。
ただ、その分ノイズフロアーが上がっていますね~。

私の環境では、HFコンバータと比べると、「フロントエンド基板」の方がノイズフロアーが低いようです。

次に、中波帯を見てみます。

ただし、「フロントエンド基板」仕様は、3MHz~30MHzとなっていますが、念のため確認してみます。

私の環境は、NHK第一、第二送信所から十数キロの距離の為、ここのイメージも非常に悩まされます。

今回は、NHK第二(828KHz)を受信してみることにします。
↓ダイレクトサンプリング
828KHzNHK_DRT

↓「フロントエンド基板」
828KHzNHK

NHKが、しっかりフィルターされています。フィルターが非常に効果的な事が解りますね~。

15MHz以上のHIバンドはレポートしていませんが、受信は非常に快適にできています。

今後しばらくの間使用してみて、気がついたことをレポートしていきたいと思います。