今週は時間があればDSPラジオモジュールをいじっていましたが、やっと納得できるレベルになりました。

先日までの課題となっていた、BAND表示(AM/FM)の2 色LEDで、赤色(FM)は正常点灯しましたが、青色(AM)が点灯せず、昇圧回路(HT7733A/LCM555)を試してみたりしていました。 
HT7733A回路


LMC555
 

そもそも原因は、青色LEDを点灯させるための電圧不足でした。
 
まず最初に、モジュール上のBAND-LEDを消してケースのデザインに合わせて外付けしようと思い、BAND-LEDの接続をとめてから、青/赤のモジュールのAMとFM端子に直接電流制限抵抗→2色LEDを取り付けましたが、青色は電圧不足(Vf 3.5V)で点灯しませんてした。

それでは、青色をやめて赤/緑の2色LEDに変えてみました。が・・・ここでも緑が異常に暗い
LED自体を違うものと交換しても、やっぱり暗いまま。(緑はVf 2.2Vの物を使いましたが電圧不足)


そこで対策として、モジュールのAM-LEDから直接電力を取り昇圧回路を通して、3.3Vに昇圧しようと試みましたが、どうもうまく昇圧できず失敗(入力1.8V出力1.5~1.9Vだったと思います。) 

次に、昇圧した電圧で青LEDを点灯させますが、電池BOX(エネループ2本2.4V)で直接昇圧し、AM-LEDの信号でTR(2SC1815)でスイッチしてLEDを点灯を考えました。(マイコンなどで使われている方法ですね。)
スイッチして、青LEDは点灯しました。が・・・・・バラック状態では気にならなかった実装状態にすると、ノイズが発生して耳障りでした。

ここで、ようやく間違いに気付きました。(大汗!)

ベッドの上でラジオを聴きながら部屋の明かりを消してみると、チューニングつまみのあたりが赤く何かが光っていることに気がつきました。

そうです、最初にLEDを点灯しないように、電流制限抵抗をはずしいましたが、回路を確認すると抵抗を外してもLEDが消えないことが判明しました。

LED_R

 結局、このLEDを2個撤去すれば難しいことをせずに作業終了だったんです。

モジュール上のLEDを消したつもりが、消えていなくて・・・・が原因でした。お粗末な原因でした。

CIMG1643
AM(SW)受信しています。
CIMG1644
FMを受信しています。

これでやっと、完成となりました。
無事、設計通りAMで青LEDが光ってくれてデザイン(BANDの印刷)と合わせることができました。
 
CIMG1642
 
内部は、コネクターをつけて整線したいところですが、高さ的に無理?!なので、またそのうち改造していくかも知れませんが、一旦完成とします。

今も、このラジオでFMを聴きながらですが、なかなか良いできだと自画自賛しきりです。
約1カ月間、1000円弱(+?)で楽しませていただきました。
手軽に、高性能なラジオが低価格で製作体験ができる時代になったことを改めて「驚き」「感謝」ですね。
(一生懸命にバイト代をためて製作したラジオから音が出かった時代からは想像もできません。)

明日からは、本格実践で試していきます。
(RAEももう少し綺麗に記録したいとおもったりしていますので・・・でもこれは自助努力よりもコンディションが大きく影響しますよね~。)