5月から、ヘンテナの実験計画を始め少し進展してきましたので、この辺で、少しまとめる意味で記事にしていきます。

そもそも、ads-b受信用のアンテナの製作をしようと色々模索していました。
簡易ホイップでもかなりの航空機を捕えることができますので、欲が出てきました。(でも、市販品は興味なしというか、ふところの問題で見てしまうと欲しくなるので、見ないようにしています・・Hi)

そんな中、中波の受信記録でメッセージを頂いたのがきっかけで、キイキイ鳥さん(HN)と知り合いヘンテナの実験を数年前にされ、現在も地デジアンテナとして運用されているとのことですので、協力していただきながら、現在ads-b用ヘンテナの実験をしています。

(ヘンテナと聞くと50MHzの自作アンテナ、「調整が簡単」で「財布に優しい」と想像される方も多いと思います、私もその一人です。)


まずは、ads-bで使用するアンテナの仕様の整理です。

  1.航空機相手のads-bですので、全方向(無指向性)アンテナであること
  2.ads-bは垂直編波ですので、アンテナも垂直偏波にする
  3.目標は、距離で300Kmを超えること。また、関西空港のグラウンド機からの電波を受信できること。
         (ドングルのオマケホイップで、250Kmの受信に成功しているので、当然これを超えるために製作する)
  4.あまり大きなアンテナでないこと(家人、近隣に目立たないこと)『★最重要!!!!』

では、ヘンテナは上記の仕様にマッチするかの検証です。

  1.少し8の字の近い指向性が出る
    エレメントを筒状にすれば、無指向に近い指向性となる(実験/検証の予定です。)
  2.垂直偏波とするめ、通常縦長の形状を横長にすればよさそうです。
  3.ヘンテナは、ゲインが高いので、期待できそうです。
  4.が一番の課題かもしれません。
   無指向にするため、筒形状にすると立体的で目立つので、少し微妙です。・・・が、ここも実験していきます。

こんな、いい加減な検証で、ヘンテナの実験を始めました。

いい加減なのは、検証だけで特にしていないという意味ですHi・・・

ヘンテナ自体はいい加減ではなく、良いアンテナであることは、自身でも昔アマ無線を通じて体験していますし、今回は、キイキイ鳥さんという、先人の知恵もお借りしての挑戦ですので、技術的にはしっかりしています。

こんな感じで、5月中旬よりぼちぼち実験しています。

で、今日少し形になりましたので、進捗の記録という意味でレポートを書き始めました。

まず、一番の悩みは性能評価をどのようにするかです。
目標になる電波があれば、SDRソフトで電波の強度を数字化できるので、良い悪いを判断の指標にでき、効率的に実験できますが、相手は航空機ですので、目標になる電波がありません。

グランド局1030MHzもSDR#で受信できるかためしましたが、はっきりした電波が聞こえません。
また、素晴らしい測定器などもちろん持っていませんし、仮にあっても使うスキルはありません。(汗)

とっ、まぁ~深く考えていてもはじまらないので、製作を始めてみることにしました。
(いつもながら適当です。)

では、どうするかですが、実際にads-bの受信で現在手持ちのホイップと比べて、善し悪しの判断をしていきながら、仕様に届けばOKとします

各サイズは、キイキイ鳥さんの地デジの実績ベースに、決めていただいたもので試作を始めました。

  ◆今後の計画◆
    ★STEP1  クワトロヘンテナを製作(今回のレポート)
    ・STEP2  反射器(ワイヤーネットを予定)との相性と、輻射器と反射器の最適幅を見つけ出す
    ・STEP3  エレメントの長さを長くして、筒状に内側に反射器、外側に、輻射器の2エレ形状にする。

◎STEP1.クワトロヘンテナを製作です。◎

 まずは、4マスのクワトロヘンテナの骨格製作です。
   0.IV線(銅製の単線です)の被覆をすべて取り、
   1.横幅31.2cm×縦幅4.4cmの枠をつくります。
   2.両端から7.8cmの位置にショートバーを取り付けます。
   3.中央の位置に給電部
     の順に作業を進めました。
 
CIMG1552
 
  次に、給電部はシュペルトップバランの製作です。
    今回は、ドングルを給電点近くにして、USBケーブルを延ばし同軸ロスを極力なくそうと思います。
    (性能次第で、長期設置となれば防水なども問題がありますが、現状はホイップと同条件とします。)
    
    給電用の同軸ケーブルとは別に、5CMの同軸(同じサイズで、今回は1.5D2Vです)を用意して
    被覆をとり、中の芯線を抜き取ります。
    網線を長さを縮めて、給電部の同軸にかぶせて、給電点と逆のほうだけ網線どうし半田でつなぎます。
    このとき、網線の長さは、4.5CMにします。
     
CIMG1557

最後に、収縮チューブで、保護しました。
CIMG1558

ここれを、ヘンテナの給電部へ、半田します。
CIMG1563

 ★上記の製作方法は、キイキイ鳥さんからの所領に基づき製作しました。
   キイキイ鳥さん、ご支援に感謝します。
  
  さて、これで受信テスト開始です。・・・・・が、追々レポートしていきます。