pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

2021年06月

中華リニアキット その2 実験終了

中華リニアキットテスト中にFT-817のファイナル壊れてしまい少し間が空きました。
実は、こちらのリニアアンプも不注意で10W以上を入力してしまいファイナルを壊していました(;^_^A

上側2本が交換前です。
DSC_0151

交換して改めてBIASを2.7Vに調整
DSC_0158

ついでに、入力側に3dBのアッテネーターを入れてきました。
パターンカットして挿入も考えましたが収まりが悪いので
入力の眼鏡コア上空に空中配線しました。
DSC_0160

早速、FT-817に接続して出力とスプリアスを見てみました。
DSC_0165
5W入力して3dB ATT経由で
出力は30W~50Wちょっとといった感じです。

スプリアスはどのバンドも第三高調波が-10dBc程度でした。

試しに以前製作していた7MHzのLPFを入れてみました。
DSC_0167
スプリアスは十分に減衰できています。


と言うことで、安価な中華リニアアンプを製作して実験してみました。
今回のリニア製作に先立って、スペアナでスプリアスを見るために検索してみたところJP3DGTかつお さんの「40dB RFカップラー」を参考(そのまま??)に作成したり、FT-817のファイナル修理と色々経験でき収穫も多かったように思います。

今後、実用的に使用するためには、ケース(ファイナルの熱対策)やバンド毎のLPFの用意と切り替え
なんかを考える必要がありますが、さてさて、どうしますかね( ^ω^)・・・

QCX-miniのその後(スプリアス改善)

調べてみると2月にQCX-miniを組み立てて、簡単にスプリアスを測定したところ「ちょっと厳しい感じ」で組み立てミスを含め、改めて調整する必要があるというところで終わっていました。

0_to_100MHz


コイルの値を設計値に合わせて
後のLPF性は第二高調波(14MHz付近)で-36dBです。
ノーマル
この状態で改めてスプリアスを測定しましたが
結果は少し改善して-47dBでした。
 ↓
LPF調整前スプリアス測定
この状況をTwitterでつぶやいていたところ
Twitterでお世話になっているJM1VQBさんから「RJX610のスプリアス改善で
7L4WVUさんから教えてもらったC追加でどうですか」と提案をいただき
早速、L2に60pFを抱かせたところ一気に12dB程改善しました。
ただ、カットオフが7Mギリギリでしたので、
結局
L2に44pF(22p×2)をパラに挿入しました。
DSC_0149

9dB程改善
L2にパラで44p追加

スプリアスも改善して-58dBcとなりました。
LPF調整後_0_to_50MHz

出力は、13.8Vで6W程度ですので、こちらもほぼ定格通りです。
DSC_0148

ということで、保証認定は他の装置に抱き合わせて増設しようと思います。

PS
 この記事を書いていてスペアナの時計ズレに気が付きました。  
 調整しておこうと思います。
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