pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

2015年05月

PICマイコンのGAME基板(MicroSDカードブート)の製作

ケンケンさんが公開くださっているPICマイコンのGAME基板(MicroSDカードブート用のPCBを使い早速製作してみました。

今回は完成画像から。

 
CIMG3345


CIMG3347
表面上は、修正箇所が目立ちませんが、中身は悪戦苦闘でした。
 
いつものように電源回路から確認です。
???電源を切ってもLEDが点灯のまま・・・??
 
製作は、回路図を見てびっくり、LEDの接続箇所がスイッチの前になっていました・・・
CIMG3350
ジャンパーを電池の裏側にして見えないように修正。

気を取り直して、ゲームのメイン回路を製作しパックマンを焼いたPICで動作を確認です。

またまた、ミス発見です。・・・・・ 左右キーが逆さまになっています。 ・・・・

CIMG3351
シルクはあっていますので、部品配置の際に間違った物です。

ここは、PICの17P(右)18P(左)の隣りあわせですので、PICの足近くで修正。
CIMG3352

次に、mictoSD部です。
ここは、PCBオーダー直前になってCard Detect(カード挿入を検出)回路を増設しましたので、嫌な予感がしましていました。

組立ながら回路図をしげしげと見ていて・・・・・・あっ、

間違いに気が付きました。

オマケに、microSDのフットプリントが間違いがありまたまた、ジャンパーです。

bandicam 2015-05-10 07-01-06-382
今回カード検出スイッチ(B)のフットフリントを勘違いして作っていました。

仕方なく、
①検出スイッチ(B)をSDカードのケースにハンダしてケースをGNDに接続しました。
②検出スイッチ(A)は、途中パターンカットして PICの3Pへジャンパー 
③②のカットの反対側(プルアップ抵抗側)をVDDラインへ接続

bandicam 2015-05-10 07-17-03-320
ちょっと小さすぎて見ずらいですが、クリックすると大きくなります。


ようやく、動作テストとなりましたがここでも、問題発生です。

ブート画面らしいものはテレビに映し出されますが、画面が流れて読めなかったり、消えたりと非常に不安定です。

ただし、SDカードブート以外は正常に動作します。(パックマン単体の動作は正常)

当初シャンパーを疑ったり、SDカードコネクターを疑ったりしましたが、問題が見当たりません。

心当たりは、電圧低下で不安定になることです。
(依然の実験で、このあたりは確認していました。)

SDカードブートした時の電圧を見てみますと、案の定2.7~2.9V程度に下がっていました。

でも、この部分の定数はブレッドボードで十分検証したところなので間違いないはずです。

違いは、インダクターの大きさです。・・・・・・・

そういえばここのインダクターの直流抵抗値はシビアだったとおもいだし、ブレッドボードで使った物に交換したところ、動作が安定するようになりました。

1431174925871-1822455821
左の小さいものでは、不安定でしたが、
大きいものに変えると機嫌よく動作しました。 
 
今回は、いろいろPCB設計ミスがありましたので、製作には思いの外時間を要してしまいましたが、すべてクリアーして、正常に動作するようになりました。
(折角のPCBを起こしましたが、蛇の目基板で組み立てるより時間がかかったような・・・・)

次は、裏蓋に面付しているSi4825-A10DSPラジオ基板 を作って行きます。 

ElecrowからPCB到着しました。

昨晩の予定通り、本日ElecrowからPCB到着しました。

今回のPCBは異色な組み合わせの面付をしています。

上の部分は、ケンケンさんが公開くださっているPICマイコンのGAME基板(MicroSDカードブート)
下は、Si4825-A10DSPラジオ基板が面付されていますが、裏返してGAME基板の裏蓋になるように設計しています。

CIMG3339

CIMG3340
 
PCBを裏蓋にだけ使うのは、もったいないので、強引ですが、DSPラジオを載せてみました。
※我ながら貧乏性ですね~・・・・(笑
 
DSPラジオ側に部品を載せてみました。
CIMG3342
 
はんだ付けの順番を間違えると、組み立てできなくなりそうです・・。(汗
まっ、何とかなるでしょう。

CR2032のフットプリントのサイズが、小さすぎましたが、対応できるレベルなのでOKとしましょう。
でも、KiCadライブラリーを修正を忘れないうちに済ませておきます。
CIMG3343

お遊びですが、はんだメッキでサインを入れてみました。
※前回からのお気に入りです。
CIMG3344

この週末、組み立ててみたいと思います。
 

ElecrowからPCB、明日到着??

4/22に発注しました、SDカードブート(ケンケンさん設計のPICゲーム)とSi4825-A10を使ったフリスクケースラジオのPCBですが、日本に到着していました。

bandicam 2015-05-06 19-30-44-358
 
明日到着しそうです。
2週間なので、ちょっと早い感じですね。

作業は、週末になりそうですが部品はそろえていますので、作業時間が取れるかが課題となりそうです。
 

KiCadアシストコントローラを製作しました。

トランジスター技術2015年3月号で紹介されていました、「KiCadアシストコントローラ」の製作をしてみました。

KiCadアシストコントローラの基板は、前回までの「BPF-1」でお世話になりました「北神電子サービス」さんから譲っていただいたものです。

※このPCBは付録DVDに収録されていたものを、オリジナルのまま製造したもののようです。
 フットプリント、配線の取り回し、シルクなど非常に勉強になる一枚です。

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前回、秋月さんに行ったタイミングでPICを含む部品を調達済みでした。

部品点数も少ないので、簡単に完成するだろうと思って、合間に少しずつ組み立てていました。

ところが、思わぬトラブルで結局1日費やす羽目に・・・・。

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PIC周りの部品をつけて、PICkit3で書き込もうとしても、PICを上手く認識してくれません。

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まずは、PIC周りの配線ミスで発生するような現象ですので、テスターで配線チェックしましたが問題なさそうです。
次に、PICkit3の動作を検証するため以前製作しました「PAC-MAN」の基板に変えても現象に変化はありません。

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んっっっ、「PICkit3の故障??」という事になります。
(5000円程度したような・・・・、思わぬ出費・・・これは痛い。)

このことを、Twitterでつぶやくと素早く「PICkit3kのFWを入れなおせば」と返信をいただき、やってみると正常にPICを認識してくれ無事に復活しました。

bandicam 2015-05-05 00-56-30-969

KenKenさんありがとうございました。

すべての部品を載せて。

CIMG3334
こんな感じで完成です。

PCに接続
bandicam 2015-05-05 01-01-51-916
 正常にPCで認識出来ました。
 
早速、KiCadで使ってみましたが、慣れるまでしばらく使い込みが必要な感じです。

今後は、マウス+ 「KiCadアシストコントローラ」+KBという組み合わせで基板設計を進めようと思います。

RTL-SDR用BPF(北神電子サービスさんのBPF-1)完成しました。

前回の製作で、GN1021の向きを間違えて取付けしまいRFアンプ部が未完成でしたが、無事入手できましたので、完成させることができました。
(北神電子サービスさんありがとうございました。)

正解のピン配列は下記のようです。
I-00138


1430530913563-279171453


早速、RA-AMPの効果を確認してみます。
(日中の時間帯11時ごろだったと思います。)


SW_H_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
MW_AMP_on
 MWですと、効果はあまりないです。

次に、SW-H
SW_H_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_H_AMP_ON
HI-BANDは、効果はありますね~。

次に、SW-M
SW_M_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_M_AMP_ON
このあたりも、十分に効果があります。

最後に、SW-L
SW_L_AMP_OFF
↑AMP_OFF
↓AMP_ON
SW_L_AMP_ON

今回のRF-AMPに使用しているGN1021ですが、UHF用なので、MWは厳しいようですが、短波に関してはちょうどよい効果が出ていると思います。(あまり利得があっても逆効果もありますので・・・)

動画です。


午前中にここまでできましたので、残るケースのレターリングも一気にやりました。

1430548842741-502225256
フロントパネルです。
今回は、シルバーのシールにしました。

1430555353159976894223
バックパネルはこんな感じです。

1430555466065-1743345187
これで完成です。

さて、夕方少し使用してみましたが、ΔLOOP-Xの非同調モードにこのバンドパスフィルターを入れて使うと楽ですね~。

試したのは25mBと31mBです。

受信設備は、

 ・RTL-SDR + HFコンバーター + ΔLOOP-X(非同調モード)


を使用しました。

今までこの時間は、RTL-SDR+非同調モードは苦手だという印象でしたので、いつも同調モードばかり使っていました。

今回、BPF-1導入で非同調モードでも楽しめるようになってくれればと思っています。

さて、実際の受信した印象ですが、全体的にうまくRF-AMPが効く場合、ΔLOOP-Xの同調モードと同等の力強さで聞こえるようになったと思います。
今までは、FR-AMPを使うと、NHKの影響があちこちに出てきてしまい逆効果でしたが、今回はバンドパスフィルターの効果で、結構大丈夫な印象です。

小一時間のテストですので、これからしばらくこの組み合わせでBCLして行こうと思います。

今後、コンディションを見るためにウロウロする場合に効率よくチェックできそうですし、そのままDXも出来そうです。

今回、北神電子サービス 橋本さまに大変お世話になりました。

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今回のBPF-1は、、北神電子サービスさんからPCBを提供していただきモニターしています。
今回の基板の改良版を第20回 関西アマチュア無線フェスティバルに出店されるようですので、ご興味のある方はそちらに行かれてもよいかと思います。
【追加情報】
※2015/4/29 21時現在
 神電子サービスさんのブログで、最新基板の販売も始められていました。
 
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