チューニング部ですがLOOPを接続するバナナジャックを増設しました。
今回の基板を再設計したタイミングで、最短でバナナジャックを配置できるように部品配置を変更しました。
今回は、設置状況が許せば短かい側を使っていただきたいと思っています。
ちなみに、テストの結果
中継の長さは、長い方が約10cmで同調上限が16.8MHz※あたり、短い方(約3.5cm)が17.8MHz※あたりと上限が1M程度伸びました。※同調のピーク
★上限に近づくと同調はブロードですのでおよその結果です。また、完全な同調しないですが13mBくらいまで増幅してくれます。
★中波フィルターは箱の中に貼り付けておきます。
これは、LOOPと接続するケーブル長が長くなると浮遊容量が増加してチューニングできる上限が下がってしまう為、できる限り短く取りたいところですが、設置するときに配線の端子が同じ側面にあるほうが設置しやすいと考えて過去に製作したものは、あえてこの中継ケーブルを長くなっても端子面を同一にしていました。今回の基板を再設計したタイミングで、最短でバナナジャックを配置できるように部品配置を変更しました。
今回は、設置状況が許せば短かい側を使っていただきたいと思っています。
ちなみに、テストの結果
中継の長さは、長い方が約10cmで同調上限が16.8MHz※あたり、短い方(約3.5cm)が17.8MHz※あたりと上限が1M程度伸びました。※同調のピーク
★上限に近づくと同調はブロードですのでおよその結果です。また、完全な同調しないですが13mBくらいまで増幅してくれます。
中波トラップについては、非同調側はオリジナル回路通りで、効果も確認できました。
同調側は、オリジナルでは無対策の為増設していますが、効果はイマイチでした(;^_^A
最終チェックを兼ねて調整と視聴をしてみました。
事前に各部位ごとに調整は済ませていましたので微調整となりました。
同調部(Δ7)ヌルはフェージングが無い中波NHK(828KHz)で調整しました。
(31mBあたりでやることもありますが、フェージングのない放送が見当たらず断念しました)
非同調部はQ1,Q2のベースバイアス調整をしながらヌルの調整を実施しました。
(ベースバイアス2.1Vに調整)
いうことで「完成」です。
秋月の箱に丁度入りました。
【内容物】
1.ΔLOOP7
室内BOX(コントロール部)
室外BOX(Tunerユニット)
3.5ステレオ・ケーブル(3.5miniジャック付き)
同軸ケーブル(RCAコネクター付き)
LOOPエレメント(バナナジャック付き)
※別途12Vトランス式ACアダプターは準備してください。
2.ΔLOOPX
室内BOX(コントロール部)
室外BOX(Tunerユニット)
LOOPエレメント(バナナジャック付き)
12Vトランス式ACアダプター
ヌル調整用治具
当初は週末毎の作業で2~3か月ほどかかると思っていましたが、実際は正月休みにガッツリ作業時間を確保できましたので、話をいただいてから約一か月で完成となりました。
数年ぶりにΔLOOP-Xをつくらせてもらいましたが
気になっていた同調モードの同調点の高域への改善ができた事が何よりの収穫でした。
また、基板の再設計やケース加工も含めそれなりに仕上げる事が出来、ホッとしています。
到着後、正常に動作してご納得していただけることを祈るばかりです。
PS
今回使用した、トランジスター他の今後入手が更に難しくなる部品を自分用に確保しておきましたHi。
(あと数台製作できるくらいの在庫となりました。多分使いきることが無い死蔵部品となりそうな予感です(笑))
★お知らせ★
ΔLOOP-X製作のご希望が有りましたらメールでお問い合わせください。
(製作期間は~3か月程度、費用は30k程度の予定です)
jg3pup「アットマーク」gmail.com (「アットマーク」は「@」に変更してください)