pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

新DSPラジオの受信テストNO.3 【祝!】 279KHz R Rossii の受信に成功です。

本日は、久しぶりの新DSPの記事ですよね~。

毎日、ながらFMラジオになっている新DSPラジオですが、今日は、長波をSCANしていると279KHzで停止。
いつものの中波かと思うくらい強力に、ロシア語が聴こえてきたのでビックリ。

時間は、本日の22時前。

あわてて、ビデオの準備をしている間に22時となり、IDは聴けましたが、ビデオ記録は間に合いませんでした。残念!!

長波は、私のロケーションですと、NHKのお化けばかりで、たまに日本語ではない言語での放送を真剣に耳を澄ませて聴いていると、NHKの教育放送で、がっかりばかりしていましたのでホントにうれしいです。

自作・・・モジュールでも自作????? まっとにかく、自作のラジオでは初めて長波受信に成功です。

アンテナは、いつものΔLOOP-X非同調モード+LPFです。

aitendoさんの周波数カウンタースイッチ設定についてのメモ

aitendoさんの周波数カウンターの8bitのスイッチ設定で、WEBの説明では今一つピンとこなかったのですが、使っていて、少しわかりましたので、記事にします。

まず、LW/MW/AMは、それぞれ3bit/4bit/5bit目をONにすると表示されます。
これは、周波数で、自動的に変化するのではなく、あくまでも、この8bitのSWで手動での切替です。
(周波数を読み取り、自動表示してほしかったですが、たぶんラジオに内臓を想定しているモジュールなのでその辺は、価格からしても当たり前なんでしょうね。)

6bit目は、時計/周波数カウンターの切替です。

7bit目は、OFFで、9999KHzまで1KHz単位で表示してくれます。

CIMG1924

7bit目と1bit目をONに設定すると、10KHz単位に表示が変化して、左に「SW」の表示が出るようになります。
(7bit目がOFFの時は、前の写真を見てもらえば解りますが、1bit目は無効となるようです。)

CIMG1925

7bitと1bit目をONにしておくと、10MHz以上は下のように、10KHz単位で表示です

CIMG1926

この状態で、7bit目をOFFにすると、下のように10MHzの表示が、なくなり下3ケタの1KHz単位となります。

CIMG1927
WEB説明で、意味不明と思っていた部分がやっとわかりました・・・。
10MHz以上は、7bit目を切り替えれば、1KHz単位まで測定できるということのようです。
(ちなみに、11MHzは測定していませんが、7bit目OFFで1000KHzと表示するのではないでしょうか!?)

次の3連休あたりで、ケースに入れてしまいたいと考えていますが・・・時間の工面が必要です。 

NOAA受信の実験。なんとか画像になりました。

先日から、NOAAの画像受信にチャレンジしていました。

NOAAは上空800Kmを飛ぶ気象衛星で、137MHz付近で送信しているようです。
受信設備は、USBワンセグチューナー(R820Tを使用しました)ソフトは、KG-APT+SDR RadioV2.1です。

SDR Radioは、ドップラー追尾、衛星の場所など衛星受信の機能もあり強力なツールです。

早速挑戦します。
KG-APTを起動すると、自動で軌道計算してくれて、周波数と時間を画面の下に表示してくれます。
また、受信時間がくれば自動で軌道画面から受信画像に変更され、受信できた画像は保存してくれると言う優れ物です。

APT

1.設定は、簡単で「入力設定」でデバイスの設定(仮想オーディオを入力に選んでいます。)
入力デバイス
2.軌道設定の「受信位置座標」の設定
 経度と緯度は、次のWEBで住所で検索できますよ。http://www.geocoding.jp/
軌道設定

3.SDR RadioV2.1のAudio設定は、仮想オーディオを選択しています。

 これは、Yamaha NETDUETTOと言う無償の「仮想オーディオケーブル」で、SDR Radioの出力を、KG-APTの入力に接続します。他にVACなどもありますが、有償ソフトです。

この辺りは、「ゆうちゃんのパパ」さんの記事を参考にさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/bh5ea20tb/archives/4207969.html 
SDR Radio

 4.次に、受信モードの設定です。
  設定は、FMの48KHzを選びます。
 
SDR Radio FM
 
これでじゅんび完了です。

さて、早速受信ですがなかなか綺麗な画像になりません。
アンテナは、ちょっと無理してΔLOOP-Xの非同調モードとPreAMPで、衛星の方向を手動ローテーターで追いかける方法ですが、アンテナが役不足のようです。
少し画像になりましたので・・・・一応、載せておきます。


NOAA19号の昨日13時25分ごろの写真です。
20130915132519A
 「台風の渦」と北側に朝鮮半島がはっきり見えます。

この画像は、ほぼ日本上空を飛行するタイミングで、アンテナの方向を衛星を追いかける方法でなんとかこの程度です。
アンテナについて調べてみると、NOAA受信にはアマチュア無線の144MHzモービル用を流用すると比較的画像になるようです。

または、専用でQHFアンテナを自作されている方も良好に受信できているようです。
(QHFアンテナの製作は、次のページでくわしく説明されています。http://noaaweather.web.fc2.com/qfhant.htm
 
QHFアンテナは、時間のあるとき製作することにして、今回は手っ取り早くアマ無線のアンテナを流用することにしました。

車庫の奥に、昔使用していた、 144/430MHz用モービルホイップがころがっていましたので、ΔLOOPのマストの先に設置して、再チャレンジ。

CIMG1922

ダイヤモンド SG7900

なんとか、台風の風も収まってきましたので無事設置完了。

まずは、NOAA-18 15時41分のSDR Radioの受信画像です。

Screenshot-2013-09-16-154229
これが、ピーク時の画像です。受信音を聴いていても、ノイズは無く、「カッコ・カッコ・・・」とリズムよく聴こえてきます。

夕方ラストのNOAA-15の17時を受信です。

20130916170315A
衛星が昇ってくるタイミングと、沈むタイミングは、やはりノイズに埋もれてしまいます。


陸が、黒くて見ずらいですが、真ん中に朝鮮半島、その下に九州、四国、本州と見えます。
この時間の雨雲は、千葉あたりでしょうか?!
今後NOAAの受信設備も増強していきます。 

aitendoさんの周波数カウンターで自作ラジオの周波数を読む。

今日は、昨日完成したaitendoさんの周波数カウンターに自作短波ラジオ(アナログ)を接続して、周波数の直読
(なんか懐かしい響き)してみる事にします。

ラジオは、エレキジャックNo4の短波スーパーラジオを数年前に製作してほとんど活躍せず、箪笥の肥しになっていた物を引っ張り出してのテストです。

AITENDOさんの周波数カウンターキットのページの下のほうに、バッファ回路が掲載されていましたので、手持ちの部品に置き換えていつものブレッドボードに組み上げました。
sc3610-inputamp-320
TRは2SC1815で代用し、その他もだいたいの値で、製作しています。

さて、ラジオ側の接続場所を探すことにします。
以前にWEBで今回のラジオに周波数カウンターを付けたと言う記事を見たことがあったので、検索開始。

すぐにヒットしました。エレキジャックのWEBでした。
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/2010/02/post_55.html

この記事によると、「局部発振用トランジスタ2SC2787のエミッタ端子からの出力を計測」となっていますので、その場所から、バッファ回路→カウンターに入力。

感動です。
今まで見えなかった、ラジオの周波数がちゃんと見えます。!!

当たり前のことですが、小・中学生の頃ほんと~にあこがれていましたから・・・・。

CIMG1915


ここまでは、バラック状態でしたが、この際エレキジャックラジオのケースにカウンター端子を増設知ることにしました。

角型電池(006P 9V)の手持ちがないため、ついでに8Vのレギュレーター駆動に改造。
その他、当時の雑な部分の改修と、余計な作業が増えてしまいましたがすっきり綺麗に仕上がりました。

CIMG1918


でも、肝心のカウンターは全く昨日と同じです。
これは、また次回ケースも合わせて検討することにします。

配線を整理して組み直し、少しトラッキングの調整をして受信してみると、心なしか良く聴こえるような気がします。
しかも、待ち受け受信も可能!(実際は周波数が安定しないので、ちょっとしんどいです。)

ロングワイヤーを接続し、台湾放送の日本語放送を聴いてみました。


久しぶりに、アナログラジオを聴きましたが、フィルターが甘くて混信がひどいし、感度も不足、安定性もありません。すべて最近のDSPラジオには遠く及びませんが、また、こんな駄目なところも、なんか良いですね~。

今回製作した周波数カウンターで、またアナログラジオもいいものだと再認識しました。
(LA1600あたりで、短波ラジオを作りそうな勢いです・・・汗。)
 

ΔLOOP-Xの指向性を調べてみました。No.3【SWバンドの指向性】

前回まで、中波/FMとΔLOOP-Xの指向性について実験してきましたので、今回は短波帯で調べてみることにします。

今回は、一日中安定して受信できるラジオ日経の受信で調べていきたいと思います。

まずは、受信地と送信所の位置関係です。
(受信: ラジオ日経 6.055MHz ラジオNIKKEI長柄送信所)
ラジオ日経送信所


受信地は、大阪府河内長野市ですので、東方向に送信施設があることになります。
 
アンテナの方向は、手動ですので大体ですが、下記の結果となりました。

 ΔLOOP-Xは、非同調モード
 日時は、9月15日 9時25分~ 9時45分
 フェージィングで信号強度が大きく変化しますので、今回は、5分間の最大値をサンプルしました。


 前回と同じく、下の図のようにΔの上横棒方向が、0度として右(東)方向に45度、90度、135度とします。
方向


0度 -54dB
ラジオ日経 0




+45度 -54dB
ラジオ日経 45


+90 -61dB
ラジオ日経 90



135度 -58dB
ラジオ日経 135

今回、9:25~9:45までの20分間の信号強度をサンプルしましたが、コンディション変化の影響があると思いますので、あくまでも参考データ程度だと思います。
 

 
■実験の結果■ 
  最大値と最小値の差は、7dBです。
  短波帯でも指向性はしっかりと出ていますね。
  
  フロント方向は、FMと同じでした。
  こちらも、感覚的にはぴったりでした。

  現在の実験結果をまとめと、下の図のようになりました。

中波だけ90度ずれています。
ΔLOOP-Xの指向性(まとめ)

また、今後も機会があれば調べていきたいと思います。
 
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