pupのブログ

数十年ぶりに無線復活組です。ラジオや無線周辺の電子工作、実験の記録をしていきます。 実験大好きMNLさんに紹介されましたAFフィルターの後継機とSi473xDSP Radio FULL DIP Ver5の頒布中です。2023/11/24 詳しくはhttps://pup.doorblog.jp/archives/57710915.html

頒布品

このページで過去に製作した物の「キット」「完成品」を頒布しています。

  ①簡易版オーディオフィルター (AFP-V2)  キット / 完成品
   ※「実験大好きMNL」さんの動画で紹介されたフィルターの後継機です。
  ②Si473xDPS Radio FULL DIP Ver5   キット / 完成品
    ※専用バンパーも用意しました。
  ③AM アンテナTuner              完成品  

詳しくはこちらのリンクにジャンプしてください。


  ④その他BCLアンテナなどは、メールで別途お問い合わせください。   
   問合せメールアドレス jg3pup「アットマーク」gmail.com 

「あかんやつ」をHF受信機に改造 No.5(基板交換 備忘録です)


以前製作した、フレキシブル基板は失敗してしまいましたので、リベンジします。
今回の回路図です
HF改造基板の回路図
基板はこんな感じです。
修正基板

部品の配置です
基板の実装図
※今ブログを下記ながら、上図中央の
「ジャンパー」は無くても大丈夫だと気が付きました(;^_^A

実際に部品を実装
部品実装
最終的にIV-K5に取り付け
実装状態

と、まぁ~前回のリベンジはできてスッキリしましたが、
今回、5枚注文しましたが気が付けば端子部分が折れてしまっていました。
基板がちぎれていた
フラットケーブルもそうですが、今回ちぎれていた箇所で
切れてしまうことがよくあることですよね~
無事に動作しました。



「あかんやつ」をHF受信機に改造 No.4(感度の改善)

改造して、短波放送は聞けるようになりましたが、
感度が悪いような気がしていました。
まっ、もともと短波はサポートしていない機種なので、Si4732チップとアンテナの間に
余計な回路が有るのだろうと思っていました。

そんな時に、Xでこんなポストを見つけて早速試してみたところ、
感度が改善しましたのでご紹介します。

改造前の感度を調べておきます。
改造前
次に実際の作業ですが、赤枠のCを一つ撤去します。

作業的には、半田こて先に多めの半田を載せてCの両端子を温めると
取れます。
撤去するC
Cを撤去後
C撤去
感度の確認
改造後
シッカリ感度改善されました。

今回写真を見ると配線がやっぱり汚いですね~
フレックス基板の修正版を作成して綺麗にしたいと思っています。
(見えないところなのにこだわってしまう悪い癖です(;^_^A)

またまたΔLOOP-Xの製作 No.4(調整作業→完成)

製作も終わり現在3月末に作業が終える感じで進捗しています  

さて今現在ですが、調整を進めています。


◆同調モードの調整と確認◆
 ヌル調整を実施を実施しました
 また 
  同調モードの周波数範囲(ほぼ同調しているポイント)も調べておきます
  ★仮設エレメント(線材の太さ2SQ 長さ3m Δ型)を室内に設置して測定を行いました。
室内仮設のエレメント

  LOW側は 2.8MHz~12.5MHz程度
同調範囲(LOW側)

  HIGH側は 12.5MHz~16.8MHz程度
同調範囲(HI側)
  ※高い周波数では同調がブロードで実際は20MHz~21MHz程度まで増幅している様子です


【番外の実験】
  今回使用したバリキャップは1SV101で設計通りの物をつかっていますが
  私が現在使っているΔLOOP-Xは、もう少し高いところも同調してほしいので
  「MV209」を使っていますのでこちらに交換して測定してみたところ
  12.8MHz~17.2程度の結果となり予定通り全体的に高い方にシフトしました。
同調範囲(MV209を使用)
「1SV101」(オリジナル) or 「MN209」
どちらが良いでしょうかね~

また、同調周波数はエレメントとして使う線材の太さや長さで
インダクタンスが変化しますので参考データとなります。
ちなみに、アルミパイプで3mΔLOOPのエレメントにすると
+2~3MHz同調点が上がった記憶が有ります。
(今はエレメントがないので実験できません・・・)

◆非同調モードの調整◆
 ・ヌル調整と合わせてプリアンプのバイアス調整も実施しています。
  バイアス調整をすると2M~3MHzの暴れたところがなくなりスッキリと良くなりました
上は調整前 / 下は調整後
非同調プリアンプバイアス調整

 ★同調/非同調モードのヌル調整は
  LOOP端子最短で短絡して、
  そこにロングワイヤー(今回は7MHz用DPの新線のみ接続)をつないで
  828KHz(NHK第2)が最小になるように調整しています。
ヌル調整
31mBあたりで調整するのがベストかもしれませんが
フェージングで最小点が解りずらいため中波で調整しています。

  また、非同調モードのバイアスはヌルと同様にLOOP短絡とロングワイヤーで
  500KHz~30MHz間をスペアナで観測してできる限り全域でフラットになるよう調整しています。

バイアス調整

一通りのテストも終わりましたがもう少し試聴を続けたいと思います。
順調に作業は進んでいますので、この週末には依頼者様へ発送できそうです。

「あかんやつ」をHF受信機に改造 No.3(最終)

フレキシブル基板(FPC)が到着しました。
今回の基板は、KD8CEC氏Ver03を公開されたタイミングで紹介されていたリセット回路を採用していますので部品点数を少なく済ませました。
さて、フレキシブル基板の製造ですが通常の基板よりも日数がかかりましたが、修正依頼も無く製造してくれました。
フレキシブル基板

実際に「あかんやつ」に載せてみました。
実装はこの場所
J2/J3共にほぼイメージしていたところに収まりました。
このタイミングでKD8CEC氏のページで「MOD.S1」で紹介されていた
ヒートガンで部品を削除。
「MOD.S2」で紹介されているC交換は1uFをフレキ側に搭載しましたので、
ここではショートで対応します。

と、これで手配線する必要が1か所ショートするだけの予定でしたが・・・
ここで、痛恨のミスに気が付きました。

今回の基板回路のJ1のフットプリント方向を180度間違ってしまいました(;^_^A
回路図
仕方なく手配線5か所程手配線しました。
老眼ズには厳しいです
基板カットとプルアップ抵抗紛失
気を取り直して部品を半田付け
水晶は秋月の表面実装タイプに、その他の部品は1608サイズで小型にできました。

半田も終わりテストしてみると「HFモード」に移行せずにストールしてしまいます。

手配線調べてみましたが問題有りません。
HFモード移行でストールするので、I2Cを中心に調べてみるとクロックラインのプルアップ抵抗が無くなっていることに気が付きました。
プルアップ抵抗1KΩを入れる事で無事に受信できるようになりました。
無事に起動

ついでに、FWは最新のCEC0.41にバージョンアップし無事に作業終了となりました。


PS
基板の設計データは、他の微調整も含め修正は済ませておきました。
綺麗に作り直したい気持ちもありますが、
まっ、基板に部品を載せたため剥がれ落ちる心配のない事やフレキを試せたことで、それなりの達成感は有りますので、修正基板を発注したい気持ちもありますがやめておきます。
修正した基板は
手配線が無いよう修正しました。
UV_K5_full_band_reception


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